ホームパーティだからといって、凝った料理をつくる必要はありません。
「特別な料理はつくらない」と言いきるのは、人気料理ブロガーの山本ゆりさん。
「友だちとワヤワヤ集まるときに出す料理は、気楽につくれる、普段のご飯の延長です」
なのに、とっても華やかに見える、ホムパ料理のレシピを山本ゆりさん教わりました!
いつものご飯をちょっとアレンジ!ボリュームごちそう
山本さんのごちそうレシピは、どれも絶品! しかも、パパッとつくれて、みんなを待たせないものばかり。
ここでは、写真中央の2品のつくり方をご紹介します。
●ステーキネギライス
ガーリックライス&がっつり肉は無敵のうまさ!
「ステーキネギライスは簡単ですが、間違いなく喜ばれるのでオススメです。なんせステーキ乗ってるんで(笑)」
【材料(4人分)】
・牛ステーキ用肉 2枚(約300g)
・ニンニク 1かけ
・万能ネギ 1束
・サラダ油 大さじ2
・温かいご飯 2合分
・塩 小さじ1弱
・A[しょうゆ、みりん各大さじ2 バター(またはマーガリン)小さじ1]
・粗びきコショウ(黒好みで) 適量
【つくり方】
(1) 牛肉は焼く40分ほど前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておく。ニンニクは薄切りに、万能ネギは小口切りにする。
(2) フライパンにサラダ油大さじ1と1/2、(1)のニンニクを入れて弱火にかける。ニンニクの上下を返しながら焼き、薄いキツネ色になったら取り出す。
(3) 同じフライパンに万能ネギを入れて中火でさっと炒め、ご飯を加えて炒め合わせる。塩で味をととのえて器(ここではスキレット)に盛る。
(4) 牛肉に塩、コショウ各少し(分量外)をふる。フライパンをきれいにし、残りのサラダ油を入れて、牛肉の両面を好みの焼き加減に焼く。取り出して1~2分おいたら食べやすく切り、(3)にのせる。
(5) フライパンの油を軽くふいてAを入れ、煮立ったら(4)に回しかけ、(2)のニンニクを散らしてコショウをふる。
[1人分742kcal]
●どっさりレンコンのせサラダ
いつもの調味料でつくるしょうゆドレッシングがよく合います。
【材料(4人分)】
・卵 2個
・レンコン 1節
・エリンギ 1パック
・ミニトマト 4個
・サニーレタス 4枚
・ミズナ(あればサラダミズナ) 4株
・サラダ油、揚げ油 各適量
・塩 少し
・A[しょうゆ、酢、サラダ油、水各大さじ1 砂糖小さじ2 顆粒和風だし小さじ1/4 いりゴマ(白)適量]
【つくり方】
(1) むきやすくするため、卵の殻に1か所ひびを入れ、沸騰した湯にお玉でそっと入れて半熟卵をつくる。冷蔵庫から出したてなら7~8分、室温の卵なら6~7分ゆでて冷水に取る。殻をむき、それぞれ4等分にする。
(2) レンコンは皮ごと薄切りに、エリンギは長さを半分に切って縦に4等分する。トマトは4つ割り、サニーレタスは食べやすく手でちぎる。ミズナを5cm長さに切る。
(3) フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、(2)のエリンギを焼いて取り出す。同じフライパンに揚げ油を高さ5mmほど入れて170℃に熱し、(2)のレンコンを入れて上下を返しながら揚げる。こんがりと色づいたら取り出し、エリンギとともに塩をふる。
(4) 器に(2)、(1)を盛り、(3)のエリンギをのせ、いちばん上に(3)のレンコンをどっさりのせて合わせたAをかける。
[1人分126kcal]
別冊エッセ
『エッセ史上最強! おもてなしベストレシピ』(扶桑社刊)では、山本ゆりさんのレシピのほか、年末年始に役立つおもてなしレシピを多数ご紹介! ホームパーティや来客時に使える「ごちそうレシピ」に加え、「簡単おせち」を5タイプ掲載し、大切な人とのひとときをサポートする1冊です。
<レシピ作成/山本ゆり 撮影/難波雄史 取材・文/ESSEonline編集部>