「魚料理は難しい!」と思っていませんか? そんな悩みを解決するのが、サバ缶とフライパンです。

「魚料理はフライパンでというのが僕の持論。身がくずれやすい煮魚や焼き物なども、底が広くて均一に火がとおって大成功! フライパンなら、魚をもっと気軽に楽しめます」と話すのは、料理人の笠原将弘さん。ここではサバ缶和風キーマカレーのつくり方を教えてくれました。

サバの和風キーマカレー
サバ缶を使って、フライパンで簡単カレー
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フライパンとサバ缶は魚料理を手軽にする最強コンビ!

朝の情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)の「おかず道場」で大人気の料理人・笠原将弘さん。
「手軽さが人気のサバ缶を、和風のキーマカレーにしてみました。フライパンで手軽にできて、面倒な魚の下ごしらえは不要。サバ缶はカレー味と相性抜群で、だしがよく出た缶汁も味のベースになります」

生の魚は「下ごしらえも面倒」、「手ににおいがつくから苦手」という人も、これなら簡単。

かくし味に加えるのはみそ

かくし味に加えるのはみそ。こちらもサバによく合って、食べ飽きない和風テイストに。コクが深まって味わいが増します。さらに、ご飯におろしショウガをを混ぜて合わせ、さっぱりとしたあと味に。

簡単で、大人も子ども気軽に魚を楽しめる一品。今夜の夕食にぜひ!

●サバの和風キーマカレー

【材料(4人分)】


・サバ水煮缶 2缶(1缶190g×2)
・タマネギ 1/2個
・シイタケ 4枚
・ホウレンソウ 1/2束
・サラダ油 大さじ2
・A[みりん大さじ3 カレー粉大さじ1/2 しょうゆ大さじ1]
・みそ 大さじ1
・ショウガ 20g
・温かいご飯 600g

【つくり方】

(1) タマネギはみじん切りにする。シイタケは軸を除き、みじん切りにする。ホウレンソウは葉の部分少しを千切りにして飾り用に取り分け、残りはみじん切りにする。
(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、飾り用のホウレンソウ以外の(1)を入れて炒める。
(3) しんなりしてきたら、サバ缶を缶汁ごと加え、ほぐしながら炒める。
(4) Aとみそを加え、中火で3~4分煮る。
(5) ショウガはすりおろし、ご飯と混ぜ合わせる。器に盛って(4)をかけ、(1)のホウレンソウの千切りをのせる。
[1人分742kcal]

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では、ノンストップ! とESSEの連動コーナー「笠原将弘のおかず道場」で紹介したメニューの中から、手軽に本格味がつくれるフライパンレシピを95品掲載。

読者・視聴者に人気だったレシピベスト5や、肉料理、魚料理、主菜に合う副菜など、笠原さんのワザが効いたメニューが盛りだくさん。各メニューごとに合わせるといい副菜の提案も載っているので、1冊あれば毎日の献立づくりに役立つこと間違いなしです!