「部屋を片付けなきゃ」と思っていても、なかなか重い腰が上がらないもの。そんなときは「もし、今地震が起きたら?」という視点で家を見渡してみるのがおすすめだと語るのは、夫と子ども2人の4人家族で、防災士の大木聖美さん。今回は、大木さんが考える、「防災を意識して片付けておくべき場所」を3つ紹介します。
すべての画像を見る(全5枚)1:避難経路である廊下・玄関にはものを置かない
地震が起きたとき、キッチンやリビングなどから玄関までの通路にものがあったら、避難の妨げになるかもしれません。廊下だけでなく、ドアの開閉をじゃまするものや、倒れて通路をふさぎそうな背の高い家具がないかも確認してみましょう。
わが家では、避難経路となる廊下や玄関周りにはものを置かないようにしています。とくに玄関周りは、買ったものを「とりあえず」とそのまま置いてしまいがち。だからこそ、買い物のあとや届いた宅配物などは、なるべくすぐ収納するようにしています。
この「とりあえず置く」をやめるだけでも、避難経路はすっきりします。
また、もし背の高い家具があるご家庭なら、地震のときに倒れて避難経路をふさぐことがないか、置き場所や固定方法も一度見直してみると安心です。
2:寝室の頭上はすっきりさせておく
1日の終わりに、安心して眠れる環境をつくっておくことも、私にとっては防災の1つです。
寝室のベッドの頭上は、重い額縁や大きな飾りなどを置かないようにしています。眠っている間に地震が起きることを考えると、頭上のものはできるだけ少なくしておきたいからです。
海外のインテリアを見ると、ベッドの上に大きな絵画や照明を飾っているすてきな例もあります。私もインテリアは好きですが、地震の多い日本で暮らす以上、安全とのバランスは意識したいところ。
ベッド付近以外でインテリアを楽しむ場合も、軽量なものを選んだり、耐震性を考えて固定したり、額縁の前面をガラスではなくプラスチック素材にするなど、落下したときのことまで考えて選ぶのもひとつの方法です。


