温度計はデジタル、タイマーはアナログ。はかりは?

上皿自動秤の横にはビーカー。ビーカーはどこに置いてもさまになる
上皿自動秤の横にはビーカー。ビーカーはどこに置いてもさまになる
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45年前、まだ家庭の台所で使うデジタル温度計が一般的ではなく、パンの発酵にはガラス棒のアルコール温度計をこわごわ使っていました。

デジタル温度計になったのはいつごろでしょう。コーヒー90℃、ミルクティー65℃、ポーチドエッグを冷ます40℃が瞬時に測れるようになってうれしかったですね。

数年で液晶がダメになり、買い替えるたびに性能がよくなりました。一昨年買ったマグネットつきは防水等級IPX4。比較した商品もIPX2でした。

うっかりお湯の中に落としても大丈夫です。クッキング温度計の防水等級表示IP(インターナショナル・プロテクション)コードは標準仕様になってくるのだろうと思います。

くるりと回して時間を計って戻す仕草が好き
くるりと回して時間を計って戻す仕草が好き

45年前の家庭用タイマーはアナログでした。数年で動かなくなって分解したら、ゼンマイがすっかりさびついていて、安いものではなかったから、がっかり。しばらく紅茶には砂時計、ゆで卵には色の変化でわかるエッグタイマー、調理には時計を使いました。

そのうちデジタルタイマーが出て、調理用にいくつか使ってみたけれど、どういうわけかタイマーはアナログが好き。仕事机に置いて、あと何分ぐらいと読み取れるほうが好き。カウントダウンもカウントアップも私にはアナログの曖昧さがいいと、数年前にデザインにひかれたドイツ製を購入しました。

エッグタイマーは経年劣化ではく離してきたからこのタイマーを使うようになったけれど、紅茶は今でも3分の砂時計です。

45年前、家庭料理で計量というのは大変な時代でした。秤は2台。1台は上皿自動秤を神田の専門店まで買いに行きました。もう1台はイースト用で目盛りが0.25g刻みで30gまで量れるスイス製を銀座の伊東屋で買いました。イースト以外にも通常ハガキ2gから6g、当時の定形郵便物25gを量れるのが便利でした。

今は0.1g単位で3kgまで量れるタニタの「デジタルクッキングスケール KJ-304」です。重さだけじゃなく、牛乳をmLで量れます。

大きくてじゃまな上皿自動秤は処分したけれど、イースト用はデザインが素敵で捨てられないから、だれかがもらってくれるまで眼鏡を挿して仕事机に置いています。