ちょっとした隙間が収納スペースになるとして人気の“袋収納”。柔らかく形が変えられ、食品や文房具などを仕分けて収納しやすいとして、セリアなどで買える“スライダーパック”が人気です。
ここでは、袋収納をもっと便利にするアイテムを、プチプラグッズや収納に詳しい塩野美和さんが試してくれました。
収納しやすく取り出しやすく処分しやすい!最強の収納体験は100円で!
いろいろな用途で使える「スライダー付パック」は、食品や文房具、トラベル用品や衣類まで、さまざまなものを整理しやすい袋です。
スライダーつきであけ閉めが簡単だからこそ用途も広がります。
●スライダーつきパックを使えば、狭い隙間も収納スペースに
わが家では医療品などを収納。においがきつい薬や枚数がかさばるものなどは、スライダーパックに入れて収納することでにおいが気にならず、まとめやすくなりました。
こちらを立てて収納すると、写真上部のような薬箱の中の狭いスペースにもすっと入ります。
ただ、立てたままでは中身が見えないので、必要なものを取り出したいときに、一度すべてを引き出して確認しなければならないというデメリットもありました。
●ラベルクリップで“マイ定番”をラベリング!
そんなスライダーパックのデメリットを簡単に解決してくれるのが、セリアで販売されている「スライダーパックラベルクリップ20P」。
クリップ部分に収納するものを書くかラベルをはっておけば、上から見ても中身がひと目で分かるようになります。
クリップは20個入っているので、冷凍食品などのマイ定番を一気にラベルできるのもうれしいところ。
取りつけは、スライダー部分にカチッとはめ込むだけ。写真のようにスライダー部分と同じ位の大きさなので収納をジャマすることもなく、つけたままであけ閉めできるデザインです。脱着も簡単なので、中身が変わっても繰り返し使うことができます。
先ほどの薬箱の中のスライダーパックにつけてみると、立てたままでも中身が分かります。欲しいものがひと目で分かるようになり、ムダな出し入れの時間がなくなりました。
●ラベルクリップのおかげで食品ロスが減った!調理の時短にも
こちらはわが家の冷蔵庫。
スライダージッパーは食材ごとにまとめられるので便利ですが、やはり上から中身を確認できず、出し入れの最中にグチャグチャになってしまうデメリットがありました。
とくに食品によっては柔らかく自立しないので、底の方に押しやられてしまい、賞味期限切れで化石化している食材もしばしば。
「スライダーパックラベルクリップ」をつけることで、目当ての食材がすぐに見つかるので、調理時間の時短になります。
また、並んだ収納を崩すことなく必要なものだけを取り出せるので、冷凍庫の中身がいつも見やすい状態を保てるようになりました。
●スライダーパックとクリップは洋服の収納に最適だった!
スライダーパックは洋服の収納にも便利。このように人別に分けてしまっておけば、必要な家族の分だけを取り出せます。
家族みんなが自分のものを把握でき、各自で持ち運べるので助かっています。
サイズが異なる洋服類は、個別にスライダーパックに収納。サイズをラベルクリップに記載しておけば、わざわざ探す必要がなくなるので、使いたいときにスムーズに取り出せますね。
●家電のトリセツとパーツはセットで収納
電化製品のコードやパーツなども、生活していると増えていきがち。このように取り扱い説明書とパーツを一緒にスライダーパックにしまってラベルクリップをしておけば、探す手間もなく取り出しやすくなります。
スライダーパックに小分けして、ラベルクリップをつけるひと手間をしておけば、必要なくなったときも、処分を迷わなくなるのでとてもおすすめですよ。
家電そのものはもう処分したのに、謎のコードやパーツが残っており、「捨ててもいいのかわからない…」なんていうお悩みから解放されますね。
●スライダーパック&クリップで快適な収納生活を!
「スライダーパックラベルクリップ」は、ラベルをはるほんのひと手間で、その後の収納がグンとラクになるグッズです。
衣料品、生活用品、電化製品は探しもののストレスがなくなりますし、食品に関してはラベルで定番をつくっておいて、なくなったら補充するという目安にもなりますよ。