クラッカーで具材を挟んだ料理
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キャンプ場は大抵、人里離れた森の中にありますが、車で30分圏内にはさすがにスーパーマーケットや食料品店はあるものです。

そこで、肉、野菜、スモア用のマシュマロ、クラッカー、チョコレート、朝食用の卵とハム、ジュース、冷えたビールと氷をみつくろって買い出しは終了。今年のキャンプでは、家から冷蔵庫に入っていた残り物の野菜も持っていきました。

ジャガイモは、アルミホイルにくるんで焼くとホクホクに。ニンニクは、味のアクセントとして投入。アボカドは切るだけで、サラダになります。

シンプルな料理でも、薪の直火で焼いて、自然の中でアツアツを食べれば、なんでもごちそうに。

●節約できて荷物にならないから、わが家ではこれを活用!

焼いた肉や目玉焼き

キャンプを重ねていくうちに、意外とかさばるのが調味料の類だと気づきました。そのため、わが家では、毎年のキャンプに向けて、持ち帰りの食事や宅配ミールキットについてくる調味料の小袋、試供品などをためておきます。

本当は塩・コショウだけでも十分なのでしょうが、やっぱりしょうゆもあればいいな、マヨネーズも欲しいな、というところはありますので。買い出し時にわざわざ買うにはボトルも大きいし、余計な出費になるので躊躇しますが、これなら思う存分使えます。

料理は子どもと一緒に。クッキング・クラスに参加した息子は、さすが、野菜を切るのも、卵を割るのも上手で感心しました。ニンニクはナイフの背で潰してから輪切りにするなど、7歳にしては渋いテクニックも見せてくれました。

いつもは苦手なのに、自分で切ったピーマンも食べられた! 定点観測ではありませんが、こうした子どもの成長を毎年のキャンプで見られるのは、楽しみのひとつですね。

寝袋で寝る様子

【Norikoさん】

アメリカ・シアトル在住。現地の日系タウン誌編集長職を経てフリーランス・エディター/ライターとなり、日米のメディアに旅行情報からライフスタイル、子育て事情まで多数の記事を寄稿する。著書に『アメリカ西海岸ママ~日本とは少し違うかもしれない、はじめての妊娠&出産~』(海外書き人クラブ刊)、共著書に『ビックリ!!世界の小学生』(角川つばさ文庫)