もうすぐ本格的な暑さがやってきます。エアコンをつけ始めると、気になってくるのが電気代。電気代は一度の節約でどうにかなるものではなく、日々の積み重ねが大切です。今日できることから少しずつ始めてみませんか。年間100万円貯めているという節約主婦のhanaさんに、「自分のようなズボラな人でもできる」という夏の節約の工夫を教えてもらいました。
徹底的にやるのは難しいから、ポイントを3つに!わが家が夏に守る節電ルール
ルール1・朝家事に変更する
すべての画像を見る(全3枚)
各家庭の電気プランによって料金が異なりますが、電気代は夜間~早朝にかけて単価が安くなっていることが多いもの。どれくらいの節約効果があるのか、わが家の電気プランと家電の消費電力を手書きの表にまとめてみると、平日の場合、昼間と夜の1時間当たりの単価の差がなんと4倍以上でした!
なんとなく支払っている電気代ですが、料金の内訳を調べてみると、「徹底的に節電!」しなくても、ちょっと意識を変えるだけで大きな節約効果が現れそうですね。
※電子レンジなどは1時間も使いませんが、分かりやすいように1時間単位で計算しました。
・家事は昼より、夜~早朝に片づける
・昼間のつけっぱなしになっている家電の設定を見直す(炊飯器・トイレ・冷蔵庫など)
・昼は積極的に外出する
これだけでも、十分節電になります。契約プラン次第では、ガクンと節約できます。
ルール2・節約は一人でやらない
電力会社は、一度契約しておしまいではなく、たまにホームページをチェックしてみましょう。新しい料金プランや見直しサービス、キャンペーンが行われていることがあります。
疑問に感じたことは気軽に電力会社に質問してみると、比較や提案をしてくれます。自分でイチから全部調べようとしないで、5分でも時間をとって連絡してみてはいかがでしょうか。
ルール3・掃除は昔ながらの方法で
洗剤やお掃除グッズがいろいろ市販されていますが、収納用品や収納場所を用意するなど、ストック管理にもお金、時間、手間がかかります。昔ながらのホウキやぞうきんでの掃除は、電気も使わず大きな音も出ず、シンプルで時間を選びません。
その際は、「節約になるだけでなく、ダイエットや運動不足解消、ストレス解消にもなって、心も体もお家もきれいになるぞ~!一石三鳥!」と思うことが、楽しく続けられるコツです。家計簿の金額を見直すのではなく、自分の暮らし方そのものを見直してみると案外簡単に節約できますよ。
節約は1日にしてならずです。もっとも、電気代に合わせて生活する必要はありません。ただ、家事の時間をちょっと考えてみる、興味を持ってみる、節約と健康を結びつけてみるといったことで、じわじわ節約効果が表れてくるものだと実感しています。これからの季節、参考にしてみてください。
●教えてくれた人
【ライター・hana】石川県在住、30歳。夫、長女、長男、二女の5人家族。節約ブログ「
ずぼら節約主婦ドットコム|hanaのお金ブログ」を更新中。