3:サイズを測って、置き場所を決める
すべての画像を見る(全4枚)ものを手にいれるときに筆者がかならず行っているのが、「サイズを測って、置き場所を決める」ことです。一見当たり前のようですが、意外と実践していない人が多いんです。
整理収納サポートの現場で出会ったお客さまの例ですが、アウトドアが趣味で気に入ったグッズを次々と購入された結果、納戸に収まりきらず、寝室のベッド周りにまで道具があふれてしまっていました。その結果、「部屋でくつろげない」とお困りのご様子でした。
筆者自身も以前、憧れて買ったミルつきのコーヒーメーカーが、思ったよりもサイズが大きくてキッチンに置けず、結局しまい込んでしまい、使わないまま手放したことがあります。家具や大型家電はサイズを測っても、雑貨や小型家電はつい気軽に買ってしまいがちです。
40代になった今では、お皿1枚、カトラリー1本に至るまで、「どこに収納するか」「入るサイズかどうか」を必ず確認してから購入するようにしています。そうすることで、収納に無理なく収まり、使用頻度が上がって無駄がなくなります。
今回は、筆者の経験も交えながら、40代になって見直した「ものの選び方・もち方」についてご紹介しました。日頃から個の3つのポイントを意識することで、以前のような失敗や後悔をすることが激減しました。皆さまの暮らしのヒントになったらうれしいです。