総菜パンは“残り物”が主役!最近はピザづくりも
すべての画像を見る(全2枚)筆者は決してパンづくりが上手ではありませんが、それでも気軽につくれているのが「総菜パン」です。
生地は、もちろんホームベーカリー任せ。たとえばポテトサラダやツナサラダなどの晩ごはんの残り物を少しとっておいて、パンにのせて焼くだけ。
焼きたてのパンにちょこんとのせて、おやつや朝ごはんに。双子の育児の合間に、こんな小さな楽しみがあるだけで、心がふっと軽くなるんです。
最近は、ピザもつくるようになりました。ピザ生地もホームベーカリーにお任せ。焼き時間も短くて、思ったより気軽です。
先日は、ハーフ&ハーフのピザをつくりました。夫用には冷蔵庫にあったソーセージとチーズをのせました。
基本的に夫も筆者に合わせて乳製品を我慢してくれているのですが、たまには息抜きも必要ですよね。おうちで一緒に楽しめるピザ時間は、ちょっとしたごほうびになっています。
取り出しにくさ問題は「夫」が解決
よく聞くのが、「ホームベーカリーの釜からパンが取り出しにくい」という声。すごく共感できる悩みで、実際筆者も最初はパンが釜にくっついてしまって「えーもうやだ」と思ったこともあります。でも、この問題、意外な方法で解決しました。
それが夫の担当にしたことです(笑)。わが家の夫はパンが大好き。焼き上がったとたんにキッチンにやってきて、「やるやる」と喜んで取り出してくれるようになりました。巻き添えを食らっているようで、じつはいちばん満喫してるのは彼かもしれません。
ホームベーカリーは羽の部分を洗うのも面倒くさいですよね…。でも筆者は、いい発見をしました。それは哺乳瓶の乳首用ブラシが羽洗いにぴったりだったということです。ちょうどいいサイズで、あの溝にもスポッと入ってスルッときれいになります。
双子育児で哺乳瓶ブラシはたくさんもっていたので、使わなくなった1本をパン用にしてから、洗い物のストレスがぐっと軽減されました。
「節約」よりも「うれしいかどうか」で判断
今の筆者はホームベーカリー生活で「どれだけ得か」よりも、「どれだけうれしいか」を重視しています。
朝起きて、焼きたてのパンの香りがするだけで幸せ。子どものミルクアレルギーに気を配りながらも、家族で安心して食べられるものがあること。それがなによりの価値なのだと、日々感じています。不器用でも、完璧じゃなくても、自分でつくることは、やはりうれしいです。
「たいしたことないかもしれないけど、わが家にはちょうどいい」。そんなささやかな満足感を、これからも続けていけたらと思います。ホームベーカリー生活、これからもまだまだ楽しめそうです。