ものが多くてもすっきり見える「暮らし替え」の例を紹介します。築35年の戸建てに家族3人で住むインスタグラマー・kinariさん(フォロワー2.7万人)。生活環境の変化に合わせて、家にあるものを自分好みにリメイクすることが好きなのだそう。そんなkinariさんに、ものが増えやすい「キッチンを整える」ヒントを伺いました。

小窓から明るい日が差し込み、整理整頓された食器や家電が並ぶキッチン
コーヒーやお茶の道具をコレクションするkinariさん。“好き”がつまったキッチン収納とは?
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ベッドを“食器棚”にリメイク!収納力のあるキッチンへ

整理整頓された食器や調理家電が見える食器棚
徐々に増えたキッチングッズをしっかり収納!

キッチンのオープン収納にひと役買ったのが、まさかのベッド! 出し入れもしやすくキッチンの主役に。

子どもが使っていたロフトベッドの階段部分を取り外し、もともとあったキッチン棚の上にのせ、見せる食器棚にしました。

●ものの住所を決めて散らかりを防止

さらに、好きで集めた木箱などを使い、スペースを仕きって食器や調理道具の定位置を確保。

「置く場所が決まっていれば、使ったあとも戻しやすいんです」

●グリーンを置いてものから視線をそらす

ところどころに小さなグリーンを置くことで、細かいものが多い棚のアイポイントに。

「空間にメリハリもつくから、全体がまとまって見えます」

●素材ごとに配置して統一感を出す

ステンレス、ガラス、陶器など、素材ごとにまとめて並べると統一感が出て、ごちゃつきません。

「色が目立つものは、目につかない場所に収納しています」

●食器は1軍に絞れば掃除もラクチン

陶器や木の器などが素材ごとに重ねて収納されている

置いているのは、週1回以上使う1軍の食器ばかり。

「日常的に使えばホコリもたまりません。目に入らないと使わなくなるので、前後2列程度に収めています」