最低限のもので暮らす「ミニマリスト」と、たくさんのものに囲まれて暮らす「マキシマリスト」。その中間の「ミディアリスト」という言葉が最近浸透してきているのをご存じでしょうか? ESSE onlineライターのハギヤマジュンコさんも、もちすぎず手放しすぎないことを心がけ「自分にとってちょうどよい」暮らしを意識している「ミディアリスト」。今年のゴールデンウィークに「暮らしに合わなくなったソファを手放し、新しいソファを迎える」という選択をした背景には、暮らしと心の変化があったのだそうです。

ハギヤマさんの後ろ姿
「ミディアリスト」のハギヤマジュンコさん。ソファを手放した理由は?
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ソファを手放した理由は「なくても困らなかった」

リビング

以前は、家族がリビングに集まるきっかけとして置いていた2.5人掛けのソファ。

でも実際には「ソファはわんこの場所」「1人が座るとわんこも寄ってきて、定員オーバー」という状況に…。

リビングにいてもくつろげない…そんな心の中にある違和感は「くつろぎスペースのはずが、逆にストレスになってる」ということでした。

使い始めて8年。暮らし方も変わってきたし家族構成も変わった。今が見直すタイミングなのかも? とゴールデンウィークにイケアに向かいました。

「先に買ってから手放す」がちょうどよかった

粗大ごみのチケット

「手放す」と決めた時点で、まず考えたのは「今どんなソファならくつろげるのだろう?」ということ。

私の中で出た答えは、「複数人がけに集まって座るのではなく、それぞれがそれぞれの場所に居場所があって好きなことができるソファ」だったのです。

その観点を意識して、以下の2つを購入することに。

・1.5人掛けのソファ(ちょっと広めに1人が座れる・横になれるサイズ)

・1人掛けのパーソナルチェア(背中のホールド感が気に入って購入)

私はたまたまコレ! と思うものに出合うことができましたが、お店に行っても出合いはいつやってくるかわかりません。

手もちのソファーを手放す前に2台を先に迎えたことで、逆に手放すタイミングも迷いませんでした。