お金が増える究極の裏技は、ものを手放すこと! 「10年間、ものを捨てて捨てて捨てまくった結果、お金が貯るようになった」と話すのは、YouTube や書籍でミニマリストの暮らしを発信している、Takeruさん。貯金ゼロ・借金アリだった過去から、今ではFIRE(経済的自立)を達成。そんなTakeruさんの実体験から、「手放しただけでお金が貯まるもの」を2つご紹介します。

不要品
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貯蓄に差が出る!手放すとお金が貯まるもの

僕の実体験に基づく「手放しただけでお金が増えたもの」を2つご紹介します。

大前提として、今からご紹介するものを「もっている人が悪い」とか、「絶対に捨ててください」というつもりはありません。ただ、僕の実体験では「なくても生活には困らなかった」「手放したら節約になった」というものばかりです。

あなたの家にも、じつは「なくてもいいもの」「なくても不便にならないもの」があふれていると思います。所有するメリットを取るか、手放して財産を増やすのか、あなた自身で天秤にかけて判断してみてください。

1:お金に直結するもの

財布

お金が増える家計にするうえで、お金周りの整理整頓は必須事項です。とくに、財布やクレジットカード、ポイントカード、銀行口座、家計簿ノートといったものを見直し、お金の流れをシンプルにする必要があります。

当然ながら、これだけお金の流れが複雑になった僕の家計では、あらゆる家計簿ノートを買って試すものの継続できませんでした。「入ってくるお金」「出ていくお金」の流れが把握できず、どんぶり勘定になっていたことは言うまでもありません。諸悪の根源は、お金の流れがシンプルになっていないからです。

まず僕は、財布の中身から片づけ始めました。ポイントカードやクーポンは全部手放し、クレジットカードは1枚だけ残して、ほかはすべて解約。キャッシュレスにしたことで財布自体も手放せました。僕の財布は手帳型のスマホケースになり、クレジットカード・マイナンバーカード・運転免許証・健康保険証が1枚ずつ入っています。財布の中身はそれだけで十分でした。

普段、僕がお店のポイントカードやクーポンを使わない理由は、余計なものまで買ってしまうからです。ポイントがつかなくても、定価でも買いたいものを買うことがいちばんの節約だと思います。

●銀行口座も3つに厳選!

通帳

1つは絶対に手をつけない「生活防衛資金」が入っている口座。2つ目は、入出金がある「生活用口座」。3つ目は、証券口座と紐づいている「投資用口座」です。どの銀行口座も、スマホアプリを開けば残額もお金の流れも把握できるようになっています。

そして、お金の流れは家計簿アプリで管理するようになり、レジで会計をすませた直後に金額を入力し、記入漏れがないようにしています。収入も同様に、入金があったその日に入力。毎日お金がいくら入ってきて、いくらのお金が出て行くのか、しっかり把握することが重要です。

結論、僕が伝えたかったのは、普段使うクレジットカードは1枚だけにして、生活用の銀行口座も1つにしたことでお金の流れがシンプルになり、使途不明金も無駄遣いもゼロになったということです。