仕事帰りにスーパーへ寄るのは、思っている以上に大きな負担ですよね。共働きの村上はなさん夫婦(ともに30代)は、週末にまとめて買い物をするようになってから、平日ラクに過ごせるようになったそうです。さらに、節約にも役立っているとのこと。ここでは、「買い出しを週1回にするために工夫していること」5つについて語ります。

冷蔵庫の中身
1週間分の食材は冷蔵庫で保存しています
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1:夕飯の写真を毎日撮っておく

スマホの写真アルバム
写真は整理して、スマホのアルバムに保存しています

献立の参考にするため、夕食時に写真を撮っています。撮りためた写真は、いわば自分だけの「簡単料理集」です。

夕食の写真は、ほかの写真と併せて月末に整理しています。ポイントは、スマホで気軽に見られるようにしておくこと。こうすることで、献立を考えるときにサッと見返すことができて便利です。

4年分の写真があるので、最寄りのスーパーに旬の食材がいつ並ぶのか、ある程度把握できるようになりました。

日々撮りためるのは面倒に感じるかもしれませんが、時間をかけて献立を考えるよりも毎日コツコツ記録しておく方が、自分には合っていると感じています。

2:週末に1週間分の献立を考える

家族共用のカレンダー
献立は、家族共用のカレンダーに記入しています

週1回の買い出しですむように、週末に献立をまとめて立てています。撮りためた写真を見返しながら献立を立て、カレンダーに記入していきます。

夕食づくりは夫と当番制にしているため、だれが何曜日につくるのか、仕事の予定を見ながら、無理のない日を選びます。家族と話し合いながら決めることで、メニューが被ることを防ぎつつ、栄養バランスも考慮した献立を立てられます。

1週間分の献立を決めるのに、10分くらいかかります。ただ、毎日献立に悩まされるよりも、「今日はコレ!」とあらかじめ決まっていた方が、気持ちにゆとりがもてます。

3:買い物リストをつくる

スマホの買い物リスト
家族とリストを共有しているので、ひとりでも買い物に行くことができます

1週間の献立を決めたら、スマホのリマインダーアプリを使って、買い物リストをつくります。献立を見つつ、冷蔵庫の中身をチェックしながらリストに入力していきます。

こうすることで、「家にあったっけ?」と迷うことがなくなります。1週間で食べきれる量だけ買うと決めているので、週末には冷蔵庫がほぼ空になります。これも、食材の管理がしやすくなる理由のひとつです。

こまめにスーパーへ行っていたときは、必要のない食材まで買って余らせてしまうことがありました。週末にまとめて買うようになってからは、自分たちが消費できる量だけを買えるようになり、節約にもつながっています。