毎日の食事づくりは時間も手間もかかるもの。時間がない日や疲れているときほど、便利な市販品に頼ってしまい、気づけば意外とお金もかかっている…という人も少なくないのではないでしょうか。今回は、YouTubeチャンネル「リッチじゃない暮らし」で動画を配信する、節約歴6年の主婦みさきさんが登場。日々の自炊と買い物で「買う食材」と「買わない食材」を選ぶ工夫を重ねるなかで、「なくてもまったく問題なし」と感じたスーパーの食品と、その代用方法を教えてくれました。

リッチじゃない暮らしのみさきさん
みさきさん
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1:手軽な「即席みそ汁」は「みそ玉」で代用

味噌玉

以前は、手軽で便利な即席みそ汁をよく買って、忙しい日の晩ごはんや、ひとりランチ用にストックしていました。でも「みそ玉」に出合ってからは、買う機会がほとんどなくなりましたね。

みそ玉は、製氷皿などに「みそ+だし+好きな具材」を入れて冷凍しておく、自家製の即席みそ汁のようなイメージです。1区切りがみそ汁1杯分になっていて、飲みたいときにお湯を注ぐだけでOKなので、非常にお手軽です。

私は、夕食のみそ汁をつくるタイミングで、ついでにみそ玉もまとめて仕込んでいます。家にある材料でつくれるので節約になるだけでなく、なによりササッとつくれるのがうれしいポイントですね。わが家では、今や欠かせないものになっています。

2:ジュースはお手製「はちみつレモンソーダ」で代用

手作りジュース

わが家では、普段から「お茶」と「牛乳」が定番の飲み物なので、市販のジュースが冷蔵庫にあることはほとんどありませんが、ときどき、子どもたちがジュースを飲みたくなることがあります。

そんなときにわが家は、炭酸水だけ買ってきて、「はちみつレモンソーダ」を作ります。材料はとってもシンプルで、「炭酸水・レモン汁・はちみつ」です。市販のジュースよりヘルシーで、子どもたちの好みに合わせて甘さや酸っぱさを調節できるのもうれしいですね。

お誕生日や家族のパーティのときには、グラスにレモンの輪切りを浮かべたり、かわいいストローを添えたりして、ちょっと特別感を出して楽しんでいます。

ちょっとした工夫で、節約しながらも楽しい時間が過ごせるのは、手づくりならではのよさだなぁと感じています。

3:「〇〇専用の粉」は小麦粉+αで代用

粉

ホットケーキミックスやお好み焼き粉、タコ焼き粉、天ぷら粉など、スーパーには「◯◯専用の粉」がたくさん並んでいますよね。

私も以前は、つくりたい料理ごとに専用の粉をそろえていたのですが、気づいたら使いきれずに賞味期限がきれていた…なんてことがよくありました。

でもじつは「小麦粉と身近な調味料で代用できる」ということを知り、私はビックリ。節約とストックの整理のために、わが家では“専用の粉”を買わない暮らしにシフトしました。

たとえば、お好み焼き粉は「小麦粉+だし」でOK。ホットケーキミックスも、「小麦粉+砂糖+ベーキングパウダー」でつくれますね。基本的には、材料を測って混ぜるだけなので、特別な手間もかからず、保管場所にも困らなくなりました。