せっかく片付けたのに、またすぐ散らかる…。そんな悩みありませんか? 3児のママで整理収納アドバイザーの高岡麻里恵さんによると、その原因は「とりあえず置き」にあるかもしれないとのこと。片付けても散らかるループを抜け出すには、「ものを戻す仕組み」を見直すことが大切です。そこで今回は、高岡さんに“捨てなくても整う”片づけのコツを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全4枚)片付けても散らかるのは「とりあえず置き」のせいかも?
「今日は片づけるぞ!」と気合を入れて整えても、数日後には片付けたはずのリビングにものが散乱。そして、リビングのテーブルにもいろいろなものが適当に置かれている…。
そんな経験はありませんか? そんな状態が続くと、「私って片付けが下手なの?」と自信をなくしてしまうことも。じつは私も以前はそうでした。もしかすると、その原因は定位置がないものの「とりあえず置き」かもしれません。
よくある「とりあえず置き」3つのパターン
では、どんなものが「とりあえず置き」になりやすいのでしょう? わが家でも、過去にあったものの1つ目が「郵便物・お知らせ類」です。受け取って、とりあえずテーブルに置いて放置。それが山積みになって開封しそびれ、気がついたときには期限がきれてから気がつくことも…。
2つ目は「子どもが持ち帰ったもの(制作物・プリントなど)」です。特定の収納場所がなく、リビングの隅にずっと残ることも…。提出期間が過ぎていることに慌てて提出なんてこともありました。
3つ目は「新しく買ったもの(文房具、雑貨など)」。こちらもしまう場所が決まっておらず、買って満足してしまい袋のまま放置されがちです。そして、いざ使うときに「あれ、どこにあるんだっけ?」と大慌てしてしまうことも…。
こういったものこそ、“しまう仕組み”をつくってしまえば、暮らしがぐっと整いやすくなるんです。