家事を「きちんとやらなきゃ」と思い込み、自分を追い込んでいませんか? 3児の母で整理収納アドバイザーの高岡麻里恵さんも以前はそんな悩みをもっていました。しかし、やって当たり前を手放してみたらびっくりするほどラクになり、心も軽くなったそうです。今回は、高岡さんが「やめて正解だった家事」3つをご紹介します。完璧じゃなくていい。自分にとって“ちょうどいい家事”のヒント、見つけてみませんか?
すべての画像を見る(全6枚)「毎日」の掃除機がけを卒業した
以前は毎朝掃除機をかけないと落ち着かず、掃除機がけが毎日の日課でした。でも実際は、子どもたちが動き回る時間帯に掃除機をかけることはストレスばかり。掃除機をかけては食べこぼし、またかけては食べこぼしの繰り返し…。「ちゃんとやらなきゃ」というプレッシャーに疲れてしまっていました。
そこで思いきって、「毎日じゃなくても大丈夫」と考え方を転換することに。週に2回はロボット掃除機にお任せして、それ以外の日は気になるところだけフローリングワイパーでサッとひとふき。このスタイルに変えてから、掃除がグッとラクになりました。
完璧にキレイでなくても、気にならない程度に整っていれば十分。そう思うようになり気持ちの余裕ができて、家族にも優しくなれました。
オモチャの「細かすぎる仕分け」をやめた
以前は、オモチャを「ブロック」「人形」「ままごと道具」など、細かく種類ごとに仕分けて収納していました。でも、子どもはそこまで分類できるわけでありません。結局ぐちゃぐちゃになっては私のイライラが募るばかり…。子どもに「ちゃんと戻してよ~!」と怒ることも多かったです。
そこで今は、“ざっくりジャンル別”収納にチェンジ。大きめのボックスに「ごっこ遊び系」「組み立て系」など、広いカテゴリで分けるようにしました。
すると、子どもたちが自分でオモチャを出し入れしやすくなり、片付けの声かけもスムーズに! 完璧な収納より、「自分たちで片付けられる」が最優先だと実感しています。
オモチャだけでなく、アクセサリー類も「ピアス」「ネックレス」「リング」くらいにざっくり分けています。選ぶのも片付けるのも簡単になりました。