老いを感じるほど年を取ってはいないけれど、若い頃との違いが身にしみる40代。「マルサイの惑いっぱなし40代」では、現在45歳、3人の息子と夫と暮らすイラストレーターのマルサイさんが、美容やファッションをはじめとした40代の悩みに、七転八倒しながら向き合っていきます。今回は「正しい姿勢」について。

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脳内イメージと現実のギャップに驚く…

今年はハーフマラソン大会に出場予定なので、今一度基礎をしっかり見直し万全に整えてリベンジしたい! ということで先日ランニングの講習会に参加してきました。てっきり「タイムを縮めるコツ」や「効率的なトレーニング法」が中心かと思いきや…実際に教わったのは、まさかの「走る以前の話」。

普段の立ち姿勢から正していきましょう! と先生から指導を受けました。正直「そこからですか!?」と思ったりもしましたが、どうやら普段の姿勢こそがランニング人生の明暗を分けるらしいのです。

以前の記事でも申しましたとおり、私は姿勢に関しては意識が高い方だと自負しています。座っているときも、立っているときも、走るときだって背筋をピーンと伸ばしている“つもり”でした。

だから講習会で姿勢チェックの写真を撮られると聞いたときも、「きっとほめられるに違いない」と内心ニヤニヤ。

ところが!!

撮ってもらった写真を見たら、姿勢がめっちゃ悪い!! 撮られるときあんなに姿勢をよくしたのに!! なにこの姿勢の悪さ〜!!!

おなかがぽこんと前に突き出て、首も前に出てる…。背筋ピーンのつもりだったのに、なんだか背中が曲がってる…! いわゆる「骨盤後傾」の立ち方でした。