そろそろ梅雨のシーズン。この時季に気になるのが、玄関のにおいではないでしょうか。「玄関のにおい対策には、湿気のコントロールが大切だと実感しました」と話すのは、整理収納アドバイザーの原田さよさん(現在60代)。ここでは、原田さんが実践している「玄関の湿気対策」4つについて語ります。
すべての画像を見る(全4枚)1:まずは換気とゲタ箱の掃除から
空気がこもりやすい玄関では、換気をするのが最も簡単で効果もあると実感してきたので、定期的に玄関のドアとゲタ箱の扉をあけて風をとおしています。その際、虫よけをそばに置いておくと、害虫も入りにくくなると感じています。
もし玄関のドアをあけておくことに抵抗がある場合は、サーキュレーターや扇風機を使用するのもいいと思います。
また、ゲタ箱の中の掃除も重要です。私もついサボりがちだったのですが、ホコリがあると湿気がたまりやすくなりにおいも出てしまうと分かってからは、この時季にゲタ箱内の靴などを全部出して、掃除しています。
最近、ゲタ箱の中の掃除をしていないという人は、ぜひやってみてください。カビの栄養源となるホコリを取り除いてしまいましょう。
2:ゲタ箱の上の装飾や靴の数を減らす
ゲタ箱の上にたくさんものを飾っているお宅は、数を減らしてみましょう。飾ってあるものの上にホコリがたまると、そこに湿気もたまりやすくなるからです。
こまめに掃除できる場合はいいですが、ものが多すぎると面倒になるものなので、お気に入りを厳選して飾ってみませんか。
また、靴の数を減らすのも、同様に効果がありますので、履かない靴がないか見直してみてください。ゲタ箱内の靴を減らすことができれば、掃除しやすいだけでなく、空気のとおり道もできます。
もし、靴を減らしたくてもなかなか…という場合は、別の場所で保管することも検討してみてください。滅多に履かない靴をケースに収納し、そこに除湿剤を入れて、自分の部屋で保管しておけば、その分ゲタ箱の靴を減らせます。
ダイソーのこのシューズケースは、フタつきでしっかり閉まるため靴の保管に使いやすいし、全方位から中身が見えるため箱にラベリングする必要もありません。面倒くさがりの私にはうってつけでした!