「小さな暮らし」とは、住まいやもちものを、自分にしっくりくるようコンパクトにすることです。好きなものに囲まれる喜びも、小さな暮らしだからこそ。今回は2LDKの団地で小さな暮らしを実践しているyuiさん(千葉県・38歳 夫と3人の子どもの5人家族)から、限られたスペースを使い勝手のいい空間にレイアウトする工夫を聞きました。

雑貨やグリーンにあふれる部屋で読書をする女性
「好き」がつまった、緑あふれる団地暮らしを実践するyuiさんに密着!
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自然豊かな団地で子育てするのが夢でした

2LDKの間取り図

「私自身が団地育ち。子どもたちにも緑が多く、ご近所同士のつながりがある環境で育ってほしくて団地を選択しました」と話すyuiさん。

48平米の空間に、少しずつ集めた観葉植物やアンティーク家具など、yuiさんのお気に入りが並んでいます。ものが多くてもごちゃつきを感じさせないのは、色や素材を統一しているから。

「好きなものに囲まれる喜びを感じながら、日々を過ごしています」

【小さな暮らしの工夫】ものが多くても狭く感じさせないリビングのルール

限られた空間でも家具の配置やインテリア選びを工夫すれば、居心地のいい部屋になります。

●家具は窓を背にして空間に奥行きを出す

窓を背に設置されたオープンラック

外が見えるよう、オープンラックは窓を背に配置。これで空間に奥行きが生まれ、広く見える効果が。

「窓の前に置くラックは背板のないものを選ぶと抜けが出て、圧迫感が解消されます」