住まいやもちものを、今の生活スタイルに合うようコンパクトにする人が増えています。子どもの独立を機に夫とふたりで家を住み替えたKさん(東京都・56歳)は、狭い収納スペースを活用するために「もののリメイク」を心がけているそう。ここではKさんに、好きなものや大切なものを長く使い続ける工夫を教えてもらいました。

引き出しを出す女性
新しくものを買わなくても、工夫次第で暮らしをアップグレード!
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持っているものをアイデアでアップグレード

2階建て戸建ての間取り図
Kさん宅の間取り

使わなくなったものも、使い方を変えたり少し手を加えることでアップグレードできます。

●使わなくなったシェルフをお出かけセット入れとして再利用

別の部屋で使っていた無印良品のユニットシェルフを玄関に移動(写真1枚目)。

「ポケットティッシュやハンカチ、エコバッグなどのお出かけグッズを入れて、忘れものを防いでいます」

亡き父のお弁当箱をキッチンのカトラリー収納に

整理された食器やカトラリー
お父さんが使っていたお弁当箱

父親が使っていたアルミのお弁当箱は、キッチンのカトラリー入れとして活躍中。

「思い出があるからこそ、簡単には捨てたくない。ほかの用途を考えて、ものの循環を楽しんでいます」

使えなくなったものは世界にひとつだけの雑貨にリメイク

ポストカード、マスキングテープ、メモ帳

裏紙をボンドとテープでとめ、好きなポストカードをはってオリジナルのメモ帳に。

3つのマグネット

「壊れたピンバッジや使わなくなったSuicaも、裏面にマグネットをはって、新しい雑貨として愛用中」