子どもの独立を機に、住み替えやリノベを考える人も増えています。夫とともにコンパクトな戸建てへ引っ越したKさん(東京都・56歳)は、限られた収納スペースを活用するべく、好きなものを長く使うことを意識しているそう。そんなKさんに、心地よく暮らすための「リメイク術」を伺いました。

茶色やグリーンの雑貨やインテリアに囲まれた部屋
今あるものを活用しながらコンパクトに暮らす方法
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お気に入りを長く使うのがモットーです

2階建て戸建ての間取り図

子どもの独立を機に、家を住み替えたKさん。新生活がスタートするときに決めていたのは、「すぐにものを買わない」こと。

「住み替えで収納スペースが減ったので、新しいものはなるべく買わないことにしました。古いものも別の用途で使えないか考え、リメイク。好きなものや大切にしているものが常に視界に入り、心地よく過ごせています」(Kさん、以下同)

持っているものをアップグレードするリメイク術

思い出のものもインテリアに大変身! アイデアにあふれたKさんのリメイク術をご紹介します。

●1:思い出のものたちも工夫を凝らしてインテリアに

壁に飾られた子どもの絵

「今あるものを大切に」がポリシーのKさんは、家族の思い出がつまったアイテムもインテリアとして活用。

「子どもの絵や使っていた家具のパーツは壁に飾って、自分らしい空間に」

オブジェとして壁に飾られた家具の一部や絵

子どもが使っていたイスの一部はおしゃれな木製オブジェに。

棚に並ぶ石や雑貨

キャンプで拾った石はグリーンや雑貨と組み合わせてディスプレー。

●2:子どもが使っていたテーブルと丸イスはテレビ台に変身!

木製のテレビ台に乗ったテレビ

使わなくなった子どものテーブルの天板に、丸イスの脚を組み合わせてリメイク。

「テレビ台として活用しています。大きすぎないサイズがお気に入り」

●3:重いものはキャスターをつけて動かせるようにチェンジ

キャスター付きの箱の近くをほうきで掃く様子

玄関にはハーフサイズのリンゴ箱を置いて、防災用の水をストック。

「掃除のときに動かしやすいよう、キャスターをつけました。ひとりでも軽々と移動できて便利なんです」

※ リメイクの際は耐重量や安定性をご考慮・ご確認ください