家づくりの際、意外と悩むポイントとなるのが洗面台の仕様です。2年前に新居を購入したESSEonlineライターは、洗面台をシンプルに1つにするか、それとも思いきって2つ(ツインボウル)にするかで悩んだ末、ツインボウルの洗面台を選択。この選択が大正解だったと感じているそうです。今回は実際に使い始めてからわかったメリットや注意点などご紹介します。

ツインボウル
洗面台をツインボウルにするメリットは?
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行動時間が一緒でも同時に使えて便利

わが家では、夫婦ともに朝の支度時間がほぼ同じです。起床後、顔を洗ったり歯を磨いたりと、身支度のタイミングが重なることが多いため、洗面所がひとつだと「ちょっとどいて」といった声をかける場面が増えていました。ときには、この小さなやりとりが朝の忙しさをさらに加速させることも…。

しかし、ツインボウルにしたことで、並んで同時に身支度ができるようになり、時間にも気持ちにも余裕が生まれました。使い方も自然と決まり、筆者は左、夫は右という形に落ち着いています。

子育て中の今、意外な活躍シーンが増えている

昨年双子の子どもが生まれ、ツインボウルにしておいて本当によかったと感じる場面が増えています。

たとえば、子どもが吐き戻しをしたとき。もしほかの用途で片方のボウルをふさいでいても、もう一方があいていれば問題なく、汚れた服を一時的にどこかに置きたいときに、片方のボウルがとても便利です。

また、将来的に子どもたちが成長し、家族全員で朝の支度をするようになったら、この洗面台はますます活躍するはずです。子どもたちが並んで歯を磨く姿を想像すると、今からその光景が楽しみです。きょうだいがいるどの家庭にもおすすめです。

デザイン重視で選んだ洗面空間もお気に入り

わが家の洗面台は、丸いミラーと置き型のボウルを組み合わせたシンプルなデザイン。空間全体もグレー系でまとめており、落ち着いた印象に仕上がりました。見た目重視で選んだところはありますが、使いにくさを感じたことはほとんどありません。

水はねについて心配していた時期もありましたが、実際には使い勝手も問題なく、今ではお気に入りの場所のひとつです。

収納は別の場所にまとめているため、洗面台下はすっきりとした見た目になっています。