「靴箱にはたくさんあるのに、履いているのはいつも同じ靴…」。そんなモヤモヤを感じていた、整理収納アドバイザーでミニマリストのカヨさん(1児の母)。「お気に入りだけをもつ」という考え方にシフトした際に、4足にまで減らしました。数が少ないからこそ選びやすく、気持ちもラクに。今回はカヨさんが靴選びで大切にしている4つのルールをご紹介します。
すべての画像を見る(全4枚)1:どんな服にも合わせやすい色とデザイン
少ない靴でやりくりするには、どんな服にも自然となじんでくれる1足があると本当に助かります。私がベースにしているのはシンプルな形と、黒白といったベーシックな色です。
今もっているのは、黒と白のレザーのサボ、白のキャンバス地スニーカー(コンバースのオールスター)、黒のバレエシューズの4足だけ。どれもスカートにもパンツにも合わせやすく、カジュアルにも少しきれいめな装いにも自然にマッチしてくれます。
とくにサボやバレエシューズは脱ぎ履きがしやすくて、忙しい日にも助かる存在です。
派手なデザインの靴もかわいいけれど、やっぱり手に取るのはシンプルで合わせやすい靴ばかり。毎日を心地よく過ごすには、着る服を選ばない靴がいちばん頼れると実感しています。
2:自分で手入れできる靴を選ぶ
靴って毎日使うものだからこそ、きちんとお手入れして長く履きたい。でも正直、手間がかかるものからはだんだん遠ざかってしまうんですよね。
専用のブラシが必要だったり、クリーニング店に出さないといけない靴は、忙しい毎日の中では出番が少なくなりがち。
だから私は、自分で手軽にメンテナンスできる靴だけを選ぶようにしています。
たとえば、汚れたら水洗いできるスニーカーや、レザークリームだけでツヤを取り戻せる革靴など。どちらも道具いらずで、気がついたときにサッと手入れができます。
自分で整えられる靴は履くたびに愛着が増し、相棒のような安心感があります。数を厳選するからこそ、手入れのしやすさは本当に大事なポイントです。