コンサートだけの仲間関係がちょうどいい
すべての画像を見る(全3枚)コンサート遠征もよく行っていましたが、プロ野球や相撲も好きで、それらの観戦のためにも遠征していました。ときには、1日目の昼に国技館で相撲、夜は東京ドームでナイター、次の日には味の素スタジアムでコンサート…なんて旅程も。
さすがにぎゅうぎゅうなスケジュールすぎて、帰ったあと、なにしに行ってきたのか記憶がぐちゃぐちゃになり、こういう旅は2度ほど経験してやめました(笑)。
ひとり遠征旅は、ほかにもいいところがあって、コンサートではそのときだけの仲間ができます。隣の席の2人組と仲よくなって、開演前や終演後の規制退場の待ち時間におしゃべりをしたり。このぐらいの関係が、私にとっては気楽でちょうどいいんです。
もし、ひとり旅はしてみたいけど、なかなか勇気が出ないなら、推し活のひとり遠征は本当におすすめ。観光地をひとりでぶらぶらするのは手持ち無沙汰でも、コンサートやスポーツ観戦はステージに集中できるので、ひとりでも時間を持て余すことが少ないですよ。
SNSで好きなことを発信し、「好き」が同じ人とつながったことで、自分の居場所をつくれることを知りました。そういった場所をつくることで、ひとりの時間をさらに楽しめるようになった気がします。
※ この記事は『57歳、いきいきハッピーおひとりさま暮らし』(KADOKAWA刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。
