3人の男の子を育てながら、美しさを日々アップデートしている美容家の神崎恵さん(49歳)。毎日の仕事や家事を数多くこなすうえで、睡眠時間がなによりも大切だと実感したそうです。神崎さんが忙しいなか、どう睡眠時間や生活習慣を見直したのか、話を伺いました。
「できないこと」が増えてきたら、睡眠時間の見直しを
やりたいこと・やるべきことがありすぎて、時間がたりない! そんなとき、皆さんはどうしていますか?
3年前までの私は、寝る時間を削ってタスクを必死にこなしていました。でもだんだんと「今日はあれができなかった、これが終わらなかった」という日が増えてきて。
睡眠不足で集中力が落ちていた日はとくに、家事や仕事の効率は下がるし、体も疲れて動かない。これでは意味がない、逆効果かも…と考え、睡眠時間をちゃんと取る過ごし方にあらためたんです。
睡眠時間を増やせば集中力も行動力も上がる
睡眠ってすごいですね。それまで4時間だった睡眠時間を7時間に増やしたら、集中力も行動力も上がる上がる(笑)。
いつも目覚め直後は、ベッドの中であれこれ確認するのが日課です。その日のスケジュールと天気、ニュースを確認し、今日着る服とメイク、仕事先への移動経路などを頭のなかでシミュレーションするのですが、しっかり寝ると、ベッドから出た瞬間から想定どおりにノンストップで動けるんです。
しかも頭も体も効率的に動くので、こなせるタスクの数は着実に増加。時間のゆとりまで生まれました。