残す服を決めるときの3つのポイント

服を減らすために、残す・残さないと取捨選択をしなければなりませんが、私は、以下のように減らしました。

●1:自分が着たい服を残した

残す服を決めるには、自分のスタイルや、着たい服を知っておかなければなりません。今、自分の好みがよくわからなくても、着ない服を手放しているうちに、必要な服は自然にあぶり出されます。

私の場合、肌にあたるものは天然素材、カジュアルで着やすいもの、手入れが簡単なものを好んで着ていることがわかったのでそうした服を手元に残しました。

現在のスタイルは、ジーンズやTシャツ、この上にパーカーやアウターなどを重ねていきます。好きな色はモノトーンやアースカラーです。自分が着まわしがしやすいアイテムだけに絞ると、無駄に服を増やさずにすみます。

●2:買い物のルールを決める

たくさんの服を抱え込まないために、買い方のルールを決めるのも効果的です。

私は、「今の服がだめになったら」「なにかの事情で特定の服が必要になったら」買うことにしています。実際は、数年前に娘からたくさんお古をもらったので、服は今のところ買わずにすんでいます。

現時点で服がたくさんあるなら、たとえば、以下のルールを使って増やさないようにするといいでしょう。

・セールという理由で買わない
・既に家にあるものと重複するアイテムは買わない
・着るときや機会がはっきりしていないものは買わない

●3:定期的に手もちの服を見直す

服を買ったら、クローゼットやタンスに入れておしまいにするのではなく、ちゃんと着ているかどうか、定期的に振り返ると使いそびれがありません。

私は服に限らず、買ったものはすべて記録しており、ワードローブはブログを利用して、なにをもっているのかすぐに調べられるようにしています。とはいえ、数が少ないので、別にこうしたカタログは必要ありませんが。

着ない服が多い人はときどき衣類を見直し、着ていない服は着るようにし、不要な服は処分して、ちょうどいい分量にしましょう。

少しずつ見直して、より快適な暮らしを手に入れる

服を減らすことは、生活全体をシンプルにするための第一歩です。

手もちの服をちゃんと着ることを意識すると、部屋の中はきれいになり、家事はラクになり、気分も軽くなります。

まずは不要な服を手放すことから始めてみるのはどうでしょう? 服は腐りませんが、気持ちの旬を過ぎたものは、所有していてもタンスの肥やしになるだけです。毎日少しずつ見直して、より快適なシンプルライフを手に入れましょう。