GW中の帰省や母の日・父の日で、実家や義実家と関わる方も多いのでは? そこで、ESSE読者207名が対象のアンケート(3月下旬実施)から「生々しいプレゼント事情」をお届けします。渡さなきゃよかった…と後悔する人がいる一方、贈って大成功した人も! 思わずびっくりする“天国と地獄”エピソードが集まりました。

「フラワーアレンジメント(一部のお花で動物の顔にしている物)かわいいと言って喜んで貰えて、ドライ状態になっても捨てず飾ってくれている」(麻美さん・50代後半)
かわいいフラワーアレンジメントが大成功! 捨てずに飾ってくれているそう(写真提供:麻美さん)
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8割はプレゼント選びに苦労。予算も難しい

読者に義両親へのプレゼント選びに困った経験があるか聞いてみました。

はい:80.7%(167人)
いいえ:19.3%(40人)

アンケートでは、読者の8割強がプレゼント選びに大困惑。「好みから外れていたらどうしよう…」と思ったり、「似たようなアイテムを贈ってしまわないだろうか」と不安になったり、悩みの種は尽きないようです。

●予算は5000円以内がメジャー。気合の入れすぎは禁物

第1位:~5000円(58.5%)
第2位:5000円~1万円(37.2%)
第3位:1~2万円(4.3%)

ちなみに、予算は5000円以下におさえている方が過半数。よく贈るプレゼントも食品類やお花、ハンカチ・ネクタイなど、お手頃かつ好まれやすいものを選んでいました。そして予算を見誤ると、未来の自分の首をしめることもあるそう。

「販売員の仕事をしていたとき、1年目に高価なブランド財布をプレゼントしたお客様がいました。そのお返しも、翌年のプレゼントも、どんどん高価なものになり負のスパイラルにハマっている、と嘆いていました」(おがわりさん・40代後半)

正直失敗!贈って損したエピソード

画像素材:PIXTA
(画像素材:PIXTA)

喜んでもらいたくてプレゼントを選んだのに、正直贈らないほうがマシだった…と後悔したエピソードがたくさん寄せられました。

●不要品をもらったら、自分が昔あげたプレゼントだった

「お酒好きの義母にスモークチーズ、サバのスモークを贈ったら、後日、『だれかからもらったんだけど、私好きじゃないからあげる』と、私にくれました」(なっちさん・50代前半)

「『家の整理をしたら使ってないマグカップがあったから持っていく?』と言われてもらったら、見たことあるものが…。私が母の日にあげたやつでした。それ以来ものではなく、ビールのみにしました。ただそれも、夫の兄弟などが来ていると『もらったから少し持っていきな~』とあげていて、今までの積もり積もった気持ちもあり、母の日のプレゼントを贈りたくないな~とすごく思っています」(ゆーたんさん・40代前半)

●遠回しな嫌味にイラッ…

「母の日に果物の詰め合わせを贈ったら、『入院のお見舞いみたいな高級フルーツをありがとう』と言われてしまい、それ以降は現実的なものを選ぶようにしました」(のすけさん・50代前半)

「高価なせんべいを贈ったことがありますが、『ほかの〇〇の方がおいしかった』と言われたので、二度と贈り物をしないと誓いました」(べっちさん・30代後半)

●贈ったはいいけれど、まさかの大誤算

「結婚して最初の年の母の日に、お花屋さんからカランコエの鉢植えを贈りました。しかしお店の手違いで、胡蝶蘭が贈られてしまい、事情を知らぬ義母は大喜び。翌年は予算に悩むことになり、正直に話しました。うれしい間違いではあったのですが」(Kさん・50代後半)

「結婚したての頃、義母が名前を覚えてくれないので少しでも好印象になりたくて誕生日にデパートでおいしそうなクッキーを贈ったら、名前よりおいしかったクッキーの印象が強かったらしく、名前がくっきーちゃんになりました」(eagleさん・40代前半)