2:使い勝手が悪い食器
すべての画像を見る(全4枚)結婚当初は、ただ「自分の好みの食器を手にしたい」という気持ちからデザイン重視で選んでいた食器でしたが、年齢とともに、たくさんの好きなものをもつことよりも、「少ない量でも好きな使い勝手のよい食器をもちたい」と言う気持ちに。電子レンジで使えない食器や、ラップのはりつきの悪い食器などを減らしました。
それは、電子レンジやラップなどなにかをするときに支障があるものをもっていると、「どれを使うか?」と悩むことになる。そういった悩みをもちたくないという思いの表れかなと感じています。
このように時間の経過で気持ちが変化したことを踏まえて、それに合わせたもののもち方に変えることは、これからの自分の時間を大事にすることにもつながると思います。
3:出番がない食器
使いにくいわけでも、重いわけでもなく、ただなんとなく手が伸びない食器。皆さんの食器棚にありませんか?
以前は使う機会もあった食器が使われなくなってしまうのには、それなりの理由があるのでしょう。たとえば凝ってよく食べていたものを入れるために使っていたけれど、今は食べなくなったとか、個別に食卓に並べていたけれど、今は個別ではなくなったなど。使わなくても暮らしが回っているということを考えると、「なくても問題ないもの」だということなのです。
そういった食器を手放すと、食器棚には空間ができます。その結果、余裕をもって使う食器を収納することができますし、戻すことがラクになるよう収納を工夫できます。食器棚の奥に、いつの間にか出番がなくなった食器がないか見直してみませんか?