夫婦は互いの鏡。長く一緒にいるからこそ「ありがとう」を言葉にする

君島十和子さん
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――著書には旦那さんも登場されていますよね。ご夫婦で同じお仕事もされていて、一緒にいる時間も多いかと思いますが、夫婦円満の秘訣を教えてください。

君島:お互いに「鏡のような存在」だと思うようにしています。たとえば「その言い方いやだな」と思った場合、その発言を誘発するような態度をこちらが取っていたかもしれません。同じ内容を伝えるにしても、言い方によってうまくもまずくもなるというか…。球の投げ方によって向こうから来るものも変わると思うんです。

また、長く一緒にいると「ありがとう」を言わなくなりがちなので、意識的に感謝の言葉を伝えるようにしています。夫は、私が洗濯物を干しただけでも「ありがとう」と言ってくれる。だから、私もなにかしてもらったときにはお礼を言えるし、そういう夫の姿を見て自分を変えることができているのかなぁ、と思います。

学びがあった40~50代。おかげで世界も広がった!

君島十和子さん

――58歳になった今も精力的にさまざまなことにチャレンジされていますよね。ご自身の40~50代を振り返ってみるといかがでしたか?

君島:40代、50代になって、こんなに本を出版させていただけるなんて思っていなかったですし、SNSに真剣に取り組んだのも50代になってから。今ではSNSによって自分の世界がすごく広がって、まるで新しい第三の世界が生まれたような感覚になっています。それは40代の私には知らなかった世界。想像以上に楽しいし、さまざまな学びがあると感じています。

――では、これから先の60代、70代…と、どのように年齢を重ねたいですか?

君島:この10年くらい、美容業界だけでなく、世の中の常識や非常識がものすごいスピードで変わっていますよね。今までは「美しい」というのが価値だったかもしれませんが、あと10年後にはなにが価値になるのかはわからない。だからこそ、世の中の動きや流れを敏感にキャッチできる自分でありたいです。

情報を発信するためには、新しいものをみずみずしくキャッチし、試して、いいものは「いい」と発信できるような自分でありたい。フレッシュに物事をとらえ、おもしろく楽しく伝えることができればと思います。

「十和子という名前はプラスにプラスという意味。だから、ポジティブシンキングしかないんですよね」と笑顔で話してくれた君島十和子さん。穏やかで前向きなメンタルこそが、美しく生きるための最高の美容法なのかもしれません。

君島十和子のおいしい美容「腸活レシピ」』(主婦の友社刊)では、君島さんによる、おいしい「腸活レシピ」を多数掲載。ほかにも、愛用している腸活食材や調味料など、腸活の効果を上げる生活習慣も公開した一冊となっています。ぜひチェックしてみてくださいね。

※ 衣装クレジット:白トップス\29700(ツル バイ マリコ オイカワ)、アクセサリー:ご本人私物、ほかすべてスタイリスト私物

君島十和子のおいしい美容「腸活レシピ」

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