忙しい日々のなか、リフレッシュの一環として出張の仕事の“ついでに”ひとり旅を楽しんでいるという、ウォーキングインストラクターの朝倉真弓さん(50代)。ここでは、身軽に移動するための荷づくりの工夫や、プチぜいたくのアイデアなど、「自分ファースト」のひとり旅を満喫するためにしていることについて語ります。
すべての画像を見る(全5枚)だれにも遠慮せず、自分の五感を解放するひとり旅
私はひとりっ子のせいか、定期的に「ひとりの時間」をとらないとストレスがたまります。
家族に不満があるわけでもなければ、自宅が気に入らないわけでもありません。むしろ大好きな人と場所に恵まれているのですが、家にいると食事の支度や掃除、洗濯などに加え、シャンプーの補充、玄関の靴の片付け…といった、いわゆる「名もなき家事」も気になって、時間のゆるす限り行ってしまうのです。
また、コロナ禍以来、夫がほぼ在宅の仕事になったこともちょっぴりストレス(笑)。どうしても夫優先のタイムスケジュールに偏っていきがちで、外出しても帰宅後の家事を考えると、リフレッシュが中途半端になります。
その点、家に帰らず自分の「好き」や「やりたいこと」にとことん向き合えるひとり旅の夜は、だれにも気兼ねせずに過ごすことができる、私にとって至福の時間なのです。
短い旅でキャリーケースを使わなくなった理由
私のひとり旅は、仕事の出張にからめるスタイル。パソコンに加えて、ウォーキングレッスンで使うウェアやハイヒールなどが必要なので、常に大荷物です。
そのため、これまでは1~2泊であってもキャリーケースで出かけていました。ところが、このところインバウンドの旅行客も多く、キャリーケースが入るコインロッカーが空いていないことも。そのため最近は、少し大きめのバックパックで出かけることが増えました。
バックパックの最大の利点は、背負ってしまえば両手が空き、手もちや肩かけのバッグよりも動きやすいこと。小さなロッカーでも入れやすいです。