「少量パック」商品増でわかるフランス人の食生活の変化
すべての画像を見る(全4枚)フランスではスーパーに毎日行かず、週末にまとめて買い物をすることが多いです。私も週1回の買い出しをフランスで経験しましたが、長いリストを見ながらたくさん買い込んだものです。郊外の大型店に行くなら夫の両親の分の買い物も頼まれたりして大仕事でした。その習慣は今でも残っています。
ロングライフ牛乳6リットル入りパックや、ミネラルウォーター12リットルパックなど、量が多いと安くなる商品もありました。
その傾向が最近変わってきていると思わせるのが、日本と同じように少量パックで売っている商品。ラタトゥイユ用の野菜がつめ合わせになって売られていることも。中身は茄子1本、パプリカ1個、トマト数個。フランスでは原産地を必ず明記することになっているので、ラタトゥイユ用の野菜もスペイン産かフランス産か選べるようになっていますね。
大型店は種類豊富でおいしいものを求める人々に人気
フランス人夫の父が、最近目にすると話すのは大型店でも1人で「少しだけ買う」人たち。日本と同じでひとり暮らしや核家族が増えているようです。
それでも種類が多くて選ぶのが楽しい大型店に行くのは、買い物自体が娯楽の1つだからなのかも知れません。