気候のいい春は片付けに加えて、家の中やベランダ、庭掃除におすすめの季節です。ESSEフレンズエディターでライフオーガナイザーのきくともさんは、気候がよくて動きやすい春と秋にちょっとだけ念入り掃除をすることで、年末の大掃除を手放しました。きくともさんが感じるメリット3選を語ります。
すべての画像を見る(全5枚)暖かくなって体が動きやすいこの時期は掃除にぴったり
暖かくなり体が軽く感じられ、家事がしやすくなってきました。私はこの時期に水まわりやベランダ、窓の掃除をして、心と家をリフレッシュするようにしています。
窓をあけて換気をしながら家事ができるこの暖かい季節は、片付けにも掃除にもぴったり。春と秋の2回に分けた掃除習慣を取り入れてから、わが家では年末の大掃除を手放しました。
この時期に掃除をするメリットはいろいろあります。とくに私が感じたのはこちらの3つです。
メリット1:気温が上がり油汚れもスルリと落ちる! キッチンがラクにきれいに
メリット2:冬の間にたまったホコリや季節の花粉を除去してスッキリ!
メリット3:家も心もスッキリ! すがすがしい新生活をスタートできる
メリットは上記以外にも。たとえば押入れやクローゼット、納戸などについては、この時季にホコリを払い掃除をしておくことで、梅雨時期の湿気やカビ対策になります。また、ベランダや庭の側溝については、ゴミや土砂を取り除いておくことで、排水がスムーズになり大雨対策に。
また、エアコンを使っていないこの時期のうちに、掃除のプロに依頼しておくのも手です。一気に進める時間がないという場合は、気になる場所から1か所ずつ進めていくとよいと思います。
以下に、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
キッチンの油汚れも気温が上がればスルリと落ちやすい
まずはメリット1について。キッチンの換気扇やガスレンジまわりの油汚れを掃除するのは、なかなかハード。ましてや寒い年末の大掃除のタイミングでは、油汚れがカチカチに固まって、きれいに落とすのが大変です。
一方、春になって気温が上がってくると、油汚れは寒い時期より落としやすくなってきます。年末の1回でやりきろうとせず、春と秋の2回に分けて、ちょっとだけ念入りに掃除の機会をつくれば、汚れのこびりつきは半分に。掃除が短時間でラクになります。
私は、換気扇のパーツは食洗機に入れて丸洗いし、フレームはセスキ炭酸ソーダ水をスプレーしてふき上げています。
なおキッチンでは、出しっぱなしのものを少なくして、掃除がラクになるよう日頃から片付けておきたいもの。毎日の料理お後にさっとふきんでふくだけで、油汚れと格闘することはなくなります。
掃除をラクにするためには、まずは片付け習慣を身につけましょう。