覚悟はタダでできるし、そうでなかったらもうけもん

ただし、将来の孤独への不安については、酷なようですが今から覚悟しとく方がいいです。覚悟はタダでできますし、そうでなかったらもうけもん。孤独を否定すると余計に恐怖にかられたりします。姿が見えないぶん、日々それが近づいてくるんじゃないかとずっと不安を抱えてしまいます。

私は大人ならこの「孤独への覚悟」だけはしとくべきだと考えるようになりました。独身だろうが結婚していようが、子どもがいようが、孤独と向き合わないでいられる人などいないからです。だれもがここだけは平等にできていると思っておきましょう。孤独になったら最悪! ではなく、孤独にはなる。でも自分だけではなく皆平等なんだ、と思ってた方が得策です。

私は最近、楠木 建著『絶対悲観主義』という本を読み、ますますそういう考え方が好きになりました。 

悲観やあきらめを先にもっておくのは、ときにしんどさを一掃してくれるので、この1冊はオススメです。

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