新生活が始まる季節。この春にお弁当デビューする人もいるでしょう。しかし、物価高騰が続くなか、毎日のお弁当づくりは悩みのタネ。「どうしたら、材料費を抑えられるの?」の声に応え、マネするだけでOK! 料理研究家・上島亜紀さんに聞いた300円台のお弁当を紹介します。ぜひ、毎日のお弁当づくりの参考にしてくださいね。

チキンとキノコのソテー弁当
300円台でつくれる大満足なお弁当!
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300円弁当を充実させる3つのワザ

食費を抑えたい! と思うと、どうしても量が減ったり格安食材に頼って寂しくなりがち…。そんなお悩みもこれで解決! おいしくておなかも大満足なお弁当がつくれます。

●1.かさ増しでものたりなさをカバー

お麩とジャガイモと大豆
これでかさ増し!

肉や魚などメイン食材の量が少なく感じやすいので、かさ増し食材が大活躍! 常備食材でもあるお麩は、肉に混ぜると、かさ増しだけでなく、水分を吸ってふんわりジューシーになって、いいことずくめ。大豆やジャガイモもおすすめ食材です。

包丁の背で肉をたたく
たたいて大きく!

また、肉をたたいて大きくするなど、調理でかさ増しすることも。

●2.しっかり食感で食べごたえアップ

ちくわとエリンギ
食べごたえアップ!

エリンギやちくわなど、食感がしっかりとした食材は、節約弁当の強い味方。食べた感が出ておなかもいっぱいに。火をとおすとさらにギュッとつまったような食感になるので、肉にプラスしても違和感なし! サブおかずにも重宝します。

●3.ご飯がすすむ濃いめの味つけが基本

カレー粉とオイスターソース
パンチを効かせて!

少ないおかずでもご飯がたくさん食べられるように、味つけはしっかりめに。カレー粉やオイスターソースなど、スパイスや調味料でパンチを効かせたり、味に変化をつけるのも飽きないコツ。冷めてもおいしい味つけを目指します。