新生活が始まる季節。この春にお弁当デビューする人もいるでしょう。しかし、物価高騰が続くなか、毎日のお弁当づくりは悩みのタネ。「どうしたら、材料費を抑えられるの?」の声に応え、マネするだけでOK! 料理研究家・上島亜紀さんに聞いた300円台のお弁当を紹介します。ぜひ、毎日のお弁当づくりの参考にしてくださいね。
すべての画像を見る(全6枚)300円弁当を充実させる3つのワザ
食費を抑えたい! と思うと、どうしても量が減ったり格安食材に頼って寂しくなりがち…。そんなお悩みもこれで解決! おいしくておなかも大満足なお弁当がつくれます。
●1.かさ増しでものたりなさをカバー
肉や魚などメイン食材の量が少なく感じやすいので、かさ増し食材が大活躍! 常備食材でもあるお麩は、肉に混ぜると、かさ増しだけでなく、水分を吸ってふんわりジューシーになって、いいことずくめ。大豆やジャガイモもおすすめ食材です。
また、肉をたたいて大きくするなど、調理でかさ増しすることも。
●2.しっかり食感で食べごたえアップ
エリンギやちくわなど、食感がしっかりとした食材は、節約弁当の強い味方。食べた感が出ておなかもいっぱいに。火をとおすとさらにギュッとつまったような食感になるので、肉にプラスしても違和感なし! サブおかずにも重宝します。
●3.ご飯がすすむ濃いめの味つけが基本
少ないおかずでもご飯がたくさん食べられるように、味つけはしっかりめに。カレー粉やオイスターソースなど、スパイスや調味料でパンチを効かせたり、味に変化をつけるのも飽きないコツ。冷めてもおいしい味つけを目指します。