だれでもできる簡単なスカーフの巻き方

私は関節リウマチ患者で、手が少し使いづらいのですが、こんな私でもできる簡単なスカーフの巻き方を2つ紹介します。

●シンプルで解けにくい、ループノット巻き

スカーフ
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スカーフの代表的な巻き方であるループノット巻きは、簡単なだけでなく、スカーフがズレたり解けたりしにくいです。

(1) 正方形のスカーフを三角に折ってネクタイのように細長くします

(2) 細長くしたスカーフの真ん中に、緩めのひとつ結びをつくります

(3) そのひとつ結びを首の正面にもってきて、スカーフの両端を首の後ろで交差させ前へもってきます

(4) 前にもってきたスカーフの両端を、ひとつ結びをした部分に左右から差し込めばでき上がりです

基本のループノット巻きは簡単なうえに解けにくいので、大切なスカーフほど私はこの結び方をします。

●シフォンのスカーフなら、ふわっと結んで

スカーフの巻き方

シルクでもシフォンのスカーフなら、次のように四角く広げてから畳んでいく結び方をします。

(1) 広げたスカーフを両端からたぐるように寄せていき、細長い形にします

(2) 細長くしたスカーフの端に、緩めのひとつ結びを作ります

(3) スカーフの長い方の辺を首の後ろにかけてから前へもってきます

(4) スカーフの左端につくったゆるめのひとつ結びに、首にかけた長い方の辺を差し込み、両端をふわりと広げます

(5) 結び目をどちらかの肩へ寄せるか、正面にもってくるかしたらでき上がりです

スカーフ
薄くて軽いスカーフでもスルスルと解けていかないので、うっかり滑り落とすこともなく安心です

昔活躍していた少し派手めのスカーフは、50代60代のやせてきた首元をカバーしてくれるだけでなく、シンプルなコーディネートの差し色としても使えるでしょう。また、これからの季節なら、強くなってきた紫外線対策や、エアコンの効いた場所での冷え防止にも使えます。

タンスにすてきなスカーフが眠っている人はもちろん、今までスカーフになじみがなかった人も、ぜひ気分が明るくなるような1枚を巻いて、楽しく出かけてくださいますように。

50代はやめどき、捨てどき、楽しみどき

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