すっきり暮らしを手に入れるには、自分に合わないものを思いきって手放すことが大切です。そこで、断捨離(R)の提唱者・やましたひでこさんと、片づけ上手なタレント・平野ノラさんが「春の断捨離テク」を伝授。服、食器、大型家具についての捨て活アドバイスをもらいました。
服は自分の評価に直結するもの
まずは、服を手放すタイミングの見極め方を伺いました。
●過去の成功体験は手放し、「今の自分」を輝かせましょう
「『昔、これを着てほめられたから』といった過去の成功にしがみつくのはやめて『今の自分』を輝かせてくれる服を選んで。いったん心が離れた服は、とっておいても着ません!」(ノラさん)
●飽きたら手放してOK。クローゼットを循環させて
「服は自分の評価に直結するもの。『もう着たくない』と感じたら、その感覚に素直に従いましょう。古いものを手放して新しい服を入れ、クローゼットを循環させることが大切」(やましたさん)
食器は料理の洋服。飽きたら替えてOK
続いて、割れるまでどんどん増えがちな食器の捨て活術を紹介します。
●年齢やライフスタイルに応じて、器も買い替えを
「器はいわば料理の洋服。どんな器を合わせるかで、料理の印象も変わりますよね。いつかキャラクターものから卒業するように、『割れたから捨てる』ではなく、変遷を楽しんで」(やましたさん)
●器は手放すのも大変。買うときもよく考えて
「器って重ねて収納すればいいや! とつい増やしがち。でも、服のように自分に合わないものは手放すのが正解。服よりさらに捨てるのも手間だからこそ、買うときが大事です」(ノラさん)