子どもたちの独立で久々のひとり暮らしをすることになり、軽トラック2台分の荷物を処分をしてコンパクトな物件に住み替え。インスタグラムで発信する「もたないおひとりさま生活」が、幅広い世代の共感を集めているようさん(現在50代)。ここでは、厳選したお気に入りに囲まれたようさんの暮らしを切り取った著書『50代、賃貸ひとり暮らし。 ものを手放して見つけた、 私らしい日常』から、こだわりの朝食について抜粋して紹介します。

料理するようさん
シンプリストのようさん(現在50代)。15年以上食べ続けている朝食メニューとは?
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15年食べ続けている朝ごはん

朝ごはん

15年間以上、朝食のメニューは変わらず、納豆ご飯、目玉焼き2つ、おみそ汁と決まっています。メニューを固定したことで、朝食から身支度までの行動がルーティン化。時間を有効に使えるようになったと感じています。普段の買い物も、冷蔵庫の納豆と卵の残り個数を見て買いたすだけ。悩むことがなくなったのも大きなメリットです。

目玉焼きを2つにしているのは、たくさんタンパク質を摂るため。私の場合、朝食でタンパク質を摂っておくと、日中しっかり体を動かすことができるし、疲れにくいという実感があります。健康な肌づくりにもいいのかなと思います。

ご飯は、いろいろと試してみた結果、今は同量の白米と玄米に、もち麦や雑穀米、大豆を一緒に炊くことが多いです。ただ、「必ずこの配合で」といったルールは決めていません。白米と玄米をベースに、そのときにあるものをたす、という無理のないスタイルで継続できるようにしています。

ようさんの朝食別カット

エステティシャンの仕事は体力勝負なので、朝食はパンよりも腹もちがいいと感じるご飯を選ぶようになりました。

納豆には、お酢とアマニ油(またはエゴマ油)を小さじ2杯ずつくらい入れています。お酢を入れると、カルシウムや鉄分の吸収がよくなるというのをテレビで観てからさっそく実践。納豆のにおいが和らいで、食べやすくなったので続けています。アマニ油は、ダイエットや体にもいいと聞くけれど、なかなか毎日の習慣にするのは難しかったので「毎日食べる納豆に入れてしまおう」と思い、入れるようになりました。

そのほかにも、抗酸化作用があるというゴマをご飯にパラリ。カルシウムやクエン酸が豊富な梅干しを1粒追加するのも鉄板。そこに、普段多めにつくっているおみそ汁を温めて、私の朝ごはんが完成です!

体は、食べたもので変わっていくと思います。これからの健康のために、無理なく取り入れられる習慣を続けていきたいです。

50代、賃貸ひとり暮らし。ものを手放して見つけた、私らしい日常』(扶桑社刊)では、部屋を広く見せる家具選びのコツ、シンプルだけど“なんかすてき”なインテリア、ズボラでも片付けやすくキレイが続く収納やプチ掃除など、簡単でマネしたくなるアイデアをたっぷりご紹介。軽トラ2台分のものを手放し、第二の人生をスタートさせたようさんの「自分で自分をごきげんにするアイデア」満載の一冊です。

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