タイ料理で人気の「カオマンガイ」。鶏肉と米を一緒に炊き上げる調理法が一般的ですが、今回は電子レンジを使った簡単なレシピを紹介します。ナンプラーなど特別な材料がなくてもつくれる、料理コラムニスト山本ゆりさんのとっておきのレシピです。
下味をつけてチンするだけ!簡単エスニックご飯
タイ風チキンライスを身近な材料を使って、お手軽に再現! 鶏肉のうま味がたっぷりの蒸し汁を使うのがポイントです。
●レンジで簡単!カオマンガイ風
【材料(2人分)】
- 鶏もも肉 大1枚(350~400g)
- A[酒大さじ1 顆粒鶏ガラスープの素小さじ2 ニンニクのすりおろし、ショウガのすりおろし(各チューブ)、塩、コショウ各少し]
- 温かいご飯 茶碗大2杯分(400g)
- 長ネギ(みじん切り) 1/2本
- ゴマ油 小さじ1
- B[しょうゆ、酢各大さじ1と1/2 砂糖、オイスターソース各小さじ2]
トマト、パクチー(各ざく切り・各好みで) 各適量
【つくり方】
(1) 鶏肉はフォークで全体に穴をあけ、ポリ袋に入れてAをもみ込み、15分ほどおく。耐熱ボウルに漬け汁ごと入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で5分加熱する。
(2) 取り出して裏返し、さらに電子レンジで2分加熱する。粗熱がとれたら鶏肉だけ取り出し、食べやすい大きさに切る。ご飯に蒸し汁を加えて混ぜる。
(3) 別の耐熱容器に長ネギとゴマ油を入れ、ラップをかけずに電子レンジで2分加熱し、Bを加えて混ぜる。
(4) 器に(2)を盛って(3)をかけ、好みでトマト、パクチーを添える。
※電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります
※電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください
※液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください
なお、発売中の『フーディストノートmagazine vol.1』(扶桑社)では、別冊付録として味と見た目にこだわったごちそうメニューを集めた「山本ゆりさんのカフェごはんBOOK」を収録。そのほかMizukiさんの鶏むねレシピや、Yuuさんの副菜レシピなど人気フーディストさんの厳選レシピも満載です! ぜひチェックしてみてください。
