もうすぐ4月、新学期も目前ですね! 新学期準備でなにかと学用品が増えやすくなるこの時期に、取り出しやすく片付けやすい、そして管理がしやすくなる学用品収納のポイントをお伝えします。3人の子どもを育てる整理収納アドバイザーの高岡麻里恵さんに伺いました。

学用品が散らからない、増えすぎないようにするコツ
学用品が散らからない、増えすぎないようにするコツ
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1:整理をする前に「適正量」を決める

文房具

子ども部屋が片付けられないとき、とにかく整理をしなきゃと思いがちですが、じつは整理よりもまず初めにやるべきことがあります。それは「適正量」を決めること。

適正量とは、その人のライフスタイルに合わせた必要なものの量のことです。たとえば子ども部屋の文房具の場合ですと、普段から鉛筆で書くことが多い方と、シャープペンシルで書くことが多い方とでは、シャーペンの替え芯の適正量は異なります。お子さんが普段どの文房具をよく使用しているのか、それによって準備しておくものが変わります。

そしてストックの量も、次の買い物までに間に合うだけもっておけば、それ以上の数は必要ありません。頻繁に買い物に行けたり、ネットで購入する事が多い方は、たくさんストックをもたなくても大丈夫です。

2:適正量をもとに「整理」をする

鉛筆

適正量が決まったら、整理します。適正量以上のものをもっている場合は、どれがよく使うものでどれが使っていないものなのかを考え、使っていないものから手放します。

適正量は一度決めたら増やさないようにします。新たなものを購入する際は、元々あるものをその分手放すルールに。

なにかを増やしたら、その分古いものや使っていないものを手放します。一度適正量を決めておくと、必要以上にものが増えることを防げます。