多くの女性にとって永遠のテーマである「美と健康」。今回は、マダム世代になっても、そのスタイルだけでなく元気ではつらつとした活躍に注目が集まっている、女優・萬田久子さんに、美しく歳を重ねるための秘訣を伺いました。
すべての画像を見る(全3枚)66歳・萬田久子さん「年齢なんてただの数字!」
66歳になった現在も変わらぬ抜群のスタイルで、洋服の着こなしも見事な萬田さん。まずは、自身の年齢について尋ねてみると、「気にしていない」とこう続けます。
「年齢なんてただの数字!! 数字が増えていくのなんてどうでもいいのよ。ネガティブに“気にしている”ということはないし、シワもシミも自分がかわいいと思えばよし!」(萬田さん、以下同)
歳を重ねると、今までできていたことが難しくなることもしばしばありますよね。理解はしつつも、一方で、できないことが増えたり、体の変化を感じたりして、気分が沈むことも…。萬田さんは、そんな老いの過程においてネガティブな感情が湧(わ)いてくることはないのでしょうか?
「私だってありますよ。でも、そういうときには『あら、またやっちゃったのね、久子ちゃん』って少し客観的に思うようにしています。『あーあ、どうして忘れちゃったんだろ、どうして落としちゃったんだろ』とか、悲しくなってしまわずに、自分をかわいく思ったらいいんじゃないかしら? ちょっと太っちゃったという場合でも、『あら、食べ過ぎちゃったわね。明日は少しにしよう!』、そう思えればそれでいいんですよ」
体型維持のモチベーションは「服」にあり
とはいえ、萬田さん自身は体型維持には努力は惜しまないそう。そのモチベーションの秘密は「洋服」にあります。
「やっぱり洋服が好きだから、自分が思うように着こなしたいんですよね。でも、食べることは好き! だから運動をしています。いつまでもピンヒールを履いていたいし、洋服を美しく着続けたいから、そこは努力あるのみ。
去年くらいから、背中とか二の腕が自分の思って応えてうな形じゃなくなってきたので、トレーニングに力を入れています。身体って応えてくれるんですよ。でも、2年がかりかな。それは一生の課題かも」