母親業や仕事の役職など、これまでの役割から自由になる今こそ、ファッションも自由に! スタイリスト霜鳥まき子さんが、老けないおしゃれの心意気を指南してくれました。今回は5つのポイントをご紹介します。
すべての画像を見る(全2枚)1:人生初のアイテムにもチャレンジ!
POINT:スマホの自撮りや家族に見てもらって客観的な判断が◎
子どもが独立し、肩の力が抜けてくる50代、60代は、自由に好きな服を着られるタイミング。周りからどう見られるかより、自分の気持ちが上がる服を選べば、ワクワクして表情も若々しくなります。とはいえ、肌もボディラインも若い頃と違うのは事実。「過去に似合っていた」ことにとらわれず、初めて着るタイプの服にも挑戦しましょう。その際、大切なのは試着すること。写真を撮って自分を客観視したり、家族に見せたりして、「いいな」と思ったらゴーサインです!
2:定番をアップデート。アイテムの進化を楽しんで
POINT:懐かしいな=老け見えにつながるので注意。
「定番」と思っていた服が、ある日「しっくりこない」と感じた経験はありませんか? たとえばジーンズ。以前は腰回りがぴったりしたものが主流でしたが、最近はゆったりして、やわらかい生地のものが増えているなど、「定番」は進化しています。「このアイテムはこういうもの」と決めつけず、「今の定番」を試せば、新しい発見があるかもしれません。また、流行は巡るからと、着なくなった服をとっておくのはNG。似たようなアイテムでも、次の流行時には微妙に進化。「懐かしい」服は、老け見えにつながりますよ。
3:赤orピンクをプラスして老け見え回避
POINT:ワードローブに1着の血色カラーで自信アップ
年齢を重ねた人こそ、ぜひ着てほしいのが赤かピンクのトップスです。赤やピンクは、着るだけで血色がアップして見え、パッと若々しく華やかな印象に。肌の色が黄味の強いタイプなら、朱色やサーモンピンク、色が白く唇が青白いタイプ・グレーヘアなどなら、真っ赤やショッキングピンクなどが似合いやすいでしょう。とはいえ、難しく考えず、鏡の前で当ててみて、肌色がきれいに見えるものを選んで。春夏なら、カーディガンやカットソーで取り入れるのがおすすめ。ここぞというときの自信服になるはずです。