年々ルールやシステムが進化し続けている「東京ディズニーリゾート」。ここでは、パークへのお出かけを100%楽しむために押さえておくべきポイントをご紹介します。入園前にちょっとの時間と手間を惜しまなければ、パークでのストレスも激減! 教えてくれたのは、『すっきりわかる東京ディズニーランド&シー最強MAP&攻略ワザ 2025~2026年版』(扶桑社刊)でも東京ディズニーリゾートの裏ワザや上手な回り方を紹介している、最強MAP&攻略ワザ調査隊のみなさんです。

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東京ディズニーリゾートで失敗しないためには…?(※写真はイメージです)

1:だれと行くか?しっかりイメージする

だれと行くか、何人で行くかをまずイメージしましょう。小さな子どもが一緒のファミリーか、友人同士か、カップルか。同行者によって、パークでの行動パターンはだいぶ違ってきます。パーク内はかなり広いので、スケジュールは体力がない人を中心に考えることになります。

2:どっちのパークに行くか?いつ行くか?早めに決める

TDL(東京ディズニーランド)とTDS(東京ディズニーシー)は異なる施設。中でつながっていると勘違いする人もたまにいるので注意。

1日のスケジュールをきっちり立てるために、入園予定日は早めに決めたいもの。平日か、週末か、長期休暇期間か。また、暖かい時期か、寒い時期かによっても状況はガラリと変わります。早めに決めて、必要なもの、事前に予約しておきたいことなど余裕をもって準備しましょう。

3:入園日が決まったらパークの状況をチェック

シーズンイベントやスペシャルイベントの開催期間なら、期間限定のショーや、イベントバージョンのフードやグッズなどが登場するので、公式サイト・アプリは必ずチェック。

メンテナンスによるアトラクションやショーの休止、休演もあるので、事前確認を忘れずに。

4:事前に予約できる項目をチェック!

パークには、事前予約が必須のダイニングショー(レストランショー)や、ビギナーにおすすめのガイドツアーなどのシステムがあります。

混雑が予想される日のダイニングショーの予約はかなり早めに埋まってしまうことも珍しくありません。なにを予約するか、なにをはずしたくないかをチェックしておきましょう。

5:「スタンバイパス」などのシステムをチェック!

「しょせん遊園地でしょ?」と高をくくると失敗するのがTDR。アトラクションやショップひとつとっても、早めにおさえておきたい入場整理券(スタンバイパスやプライオリティパスなど)、年齢や身長により利用できない各種制限など驚くほど多くのシステムがあります。

まったく知らずに訪れるとほかのゲスト(お客さん)に遅れをとって後悔することになるので、要チェックです。

●エントリー受付

公式アプリからショーやグリーティング施設への入場を申し込むこと。抽選によって入場できるかどうか決まります。受付時間はその日の状況によるので、アプリで確認しましょう。エントリー受付を実施せず、普通に並んで入場できる日や時間帯もあります。

●スタンバイバス

新エリア「ファンタジースプリングス」のアトラクション入場や一部のレストラン、ショップなど、目的の施設に入場したい人が施設に並ぶときに必要なもの。一種の入場整理券のようなものでアプリから申し込みます。

●プライオリティパス

正式名称は「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」。かつての終了したファストパスとほぼ同じで、人気アトラクションに並ぶ時間を短縮できるパスです。

パーク入園後に公式アプリから取得できます。1日の発行数は限りがあり、時間帯を選択することもできないので注意しましょう。申し込み順に早い時間からなくなっていくので、お目当ての施設があれば、入園後とにかく速攻で取得するのがおすすめ。

●ディズニー・プレミアアクセス

人気アトラクションやショー、パレードを有料で効果的に利用できるシステム。アトラクションなら短時間で利用することができ、ショーなら専用エリアからストレスなく鑑賞できます。パーク入園後にアプリから取得(有料)でき、利用可能な提示された時間帯から選びます。