普段何気なく暮らしているとあまり気がつかない「ちょっと不便」なこと。そこを改善すると暮らしがラクになることも。整理収納アドバイザーの大熊江美子さんは、そんな不便のきっかけから、昨年末に収納の扉を捨ててみたそうです。当たり前にあるものを手放すことによって得られた「よかったこと」を語ります。
すべての画像を見る(全7枚)QOL爆上がり!「収納の扉」を捨てたら暮らしがラクに
当たり前のようについている収納の扉ですが、ズボラなわが家ではほぼあけっ放し。「扉の意味とは…?」といつからか考えるようになりました。
扉の利点は閉めたらスッキリ見えること。しかし閉めたらスッキリ見えてしまうことに甘えて、収納の中が散らかりがちなのも気になる点でした。
扉を閉めたらスッキリ見えるので自撮りのバックにも使っていましたが、扉をあけると中はぐちゃぐちゃ…ということも。
扉を外したいという話をしたところ、家族からは「中のものが丸見えで余計ごちゃついて見えるんじゃない?」と、心配の声が上がっていました。
ですが、洗濯物や掃除道具を片つけるなど日常的にその収納をよく使うのは私なので、家族を説得して扉を捨てることになりました。
収納扉、どうやって外す?
わが家の収納扉はレール式だったので、レールと扉をつなげていた部品のネジを取ると扉が外れるようになっていました。部品は気にならないので上部レールについたままになっています。扉の種類によって外し方が違うので、取り扱い説明書の確認をおすすめします。
予想外だったことは、扉の重さ。外すのは思っていたより簡単でしたが、扉自体が重く大きいので、複数人で取りかかるといいかもしれません。