「朝食セット収納」を続けて実感した、大きなメリット
この収納スタイルを続けてきて、朝の時短につながっていると感じる大きなメリットが2つあります。
●1:朝の準備が格段にスピードアップ
すべての画像を見る(全9枚)上の写真は(お弁当用の容器が2つ混ざっていますが)実際の朝食準備の様子。1つの引き出しを開けるだけで食器がそろいます。小さな変化ですが、家族みんなが迷わず食器を取り出せて、スムーズな流れが生まれました。
息子たちも「この引き出しは朝使うものだけだから、人数分のお皿を出して」と頼めば、迷いなく出せるようになり、手伝いやすいようです。筆者も「それじゃないよ!」と言うことがなくなり、お互いにストレスフリーになりました。
●2:片付けの負担も軽減
朝食後の片付けも、食洗機で洗って、すぐ後ろの引き出しに戻すだけ。一歩も動かず完了します。毎日のことなので、早く片付けられる場所にして本当によかったです。
また、戻す場所が1か所にまとまっているので、考えずに動けるのも魅力。動画を観ながら片付けをしても、場所を間違いません(笑)。
1か所で片付けが完了する収納は、筆者だけでなく、夫も子どももメリットに感じているようで、このスタイルに変更してとても好評です。使用頻度の高い食器を作業しやすい場所に移すことで、家事の負担が軽減され、時短につながっています。
「種類」ではなく「使用用途」で分ける食器収納が快適
整理収納の基本として、「ものの種類ごとに分ける」方法が推奨されている場合が多いです。たとえば食器であれば、小鉢、平皿、コップ、大皿…というように分類するのが一般的。
そうすると、同じ用途のものを並べて比較できて、今の気分に合う使いやすいものを選びやすいというメリットがあります。夕食時はわが家もお皿を選びたいので、この方法が合っています。筆者も長らく種類ごとに収納する方がいいと思っていました。
しかし、そのなかから「朝食セット」を分けて収納したところ
・毎朝使うものだけを集めることで、準備の効率が大幅にアップ
・「使う場所」と「使うタイミング」を意識した収納のため、取り出しも片付けもスムーズ
といったメリットに気がつくことができました。
収納は「ものの種類」で分けることにこだわらず、「使用用途」で分類するのもアリ。わが家の場合、朝食用の食器は「別の場所に収納する」のが最適な方法でした! 収納を考える際の参考になれば幸いです。