冬が旬の白菜は、生でも、煮てもおいしいですよね。今ちょっぴり高価な白菜、だからこそ白菜が手に入ったらおいしく食べきりたいもの。そんな白菜を使った、おすすめのレシピと白菜を長もちさせる保存方法を、農家の娘として旬野菜レシピを発信するセリナさんに教えてもらいました。

白菜
今が旬の白菜。おいしく保つ方法を紹介します
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白菜をおいしく保つ方法

白菜を保存するときは、白菜の芯の部分カットしておくと長もちします。白菜の芯の部分は成長点になっています。成長点が残っていると白菜の栄養を吸って成長してしまい、乾燥が進んだり味が落ちたりしてしまいます。丸ごと白菜の場合は芯をくり抜くことが難しいので、芯の部分に4〜5本爪楊枝を刺しおくと鮮度が保たれます。

また、そのまま冷蔵庫に入れるより、新聞紙で包んでビニール袋に入れてから立てて保存するのがおすすめ。カットされた白菜の場合は、すぐに使いきる場合はラップで包み、すぐに使いきらない場合は濡らしたキッチンペーパーで包んでからラップで包むと、乾燥せず長もちします。

意外と簡単!お手軽「こくうまキムチ風」

白菜キムチ

一般的なキムチのつくり方とは材料も違い、発酵もしませんが、キムチ風として気軽に楽しむことができる一品です。隠し味を入れることで、手軽にコクとうまみをプラスできますよ!

●白菜のこくうまキムチ風

【材料】

  • 白菜…500g
  • 塩…大さじ1
  • A[キムチ用トウガラシ大さじ3、ナンプラー大1、はちみつ大1、ニンニク1片、砂糖小さじ1〜、鰹節1袋]

【つくり方】

白菜を切る

(1) 白菜を食べやすい大きさに切り、塩をかけてよくなじませる。ポリ袋で行うと、簡単です。最低でも15分以上なじませてください。

調味料

(2) (A)を容器に入れ、混ぜ合わせておく。においが移るため、ガラス容器をおすすめします。

(3) 白菜から十分に水気が出たらよく絞る。ポリ袋で行う場合は、ポリ袋の隅を爪楊枝で3か所くらい穴をあけ、ポリ袋のまま絞ると簡単です!

完成

(4) (2)に水気を絞った白菜を入れ、よくなじませる。全体的に赤色になればOKです。

つくってすぐ食べてもおいしいですが、一晩以上寝かせるとより味がなじんでおいしいですよ。