体のこと、家族のこと、人間関係に少しずつ変化が表れる40代、50代。漠然と「このままの生活でいいの?」と不安を感じることもあるのではないでしょうか。そこで、「今」を満喫して日々幸せに過ごしている人生の先輩に、「やってよかったこと」を聞いてみました。
すべての画像を見る(全3枚)乳がんを経験して“今の大切さ”を実感できた!
50代、運動経験ゼロからエクササイズを続ける様子をインスタグラムで発信し、多くの女性たちから共感を集めるアイミキさん。
「きっかけは51歳で発覚した乳がんでした。ものすごく落ち込みましたが、人生いつなにがあるかわからない、やってみたいことは先延ばしにせず今すぐやろう! と考えるようになったのです」
入院中、退院したらやりたいことを書き出したそう。そのうちの2つが「発信をすること」と「運動をすること」。
「運動すると体が軽く感じるだけでなく、気持ちも前向きに。また、発信を通じて新しい仲間ができ、世界が広がりました。病気をきっかけに、自分を見つめ直したことが、今の幸せにつながっています」
「今が幸せ」につながる乳がん経験ヒストリー
●51歳のとき、定期健診で乳がんが発覚!
40歳のときから毎年受けていた定期健診がきっかけで、乳がんが発覚。
「エコーで早期発見されてまだ0期だったのですが、位置の関係で全摘出の手術が必要と言われ、絶望的な気持ちに」
●毎日ネットで情報収集。どんどん不安がつのる
自分の置かれている状況がつかみきれず、ネットで情報収集。
「ネガティブな情報にあふれ、気持ちが不安定になってしまいました。夜な夜なネットを検索して眠れなくなったことも」
●限界を感じ助けを求める。“人の優しさ”に感動
不安な気持ちを1人では抱えきれず、友人たちに話すことに。
「入院中、ヨガ教室の先生が毎日美しい海の写真を送ってくれたり、娘のお弁当をママ友たちがつくってくれたり。周りの人の優しさに癒やされました」
●入院で初めて家族と離れ、自分の人生を見つめ直す
病気を得るまで家族のことを第一に考えてきたアイミキさん。
「自分自身がこの先、どう生きていくかを考えるきっかけに。これからやりたいことを見つけられたからこそ、術後もポジティブに過ごせました」
●53歳でインスタに挑戦! 情報発信の楽しさを満喫中
退院後は、これまでやったことのなかったSNSでの発信と宅トレに挑戦。たちまち人気に。
「フォロワーさんや発信者仲間と交流することで自分の世界が広がり、人生が変わりました」
発売中のESSE3月号では、毎日を楽しむアイミキさんが、やってよかったアクション、エクササイズ、食事なども紹介しています。
他にも、77歳になった今も第一線で活躍する歌手・森山良子さんをはじめ、53歳でデビューしたイラストレーター、人生のどん底を乗り越えた58歳のヘアメイクアップアーティストetc.充実した日々を送る人生の先輩たちの「やってよかったこと」を紹介しています。
ぜひチェックしてくださいね。