小物もアウターも「セレモニー専用」でなくて大丈夫
すべての画像を見る(全4枚)靴やカバン、アウターはどうしているのでしょうか。
「靴とカバンは、じつは普段から使っているもの。ブラックで統一するときちんと感が増します。
使う機会があまりないので、フォーマルなジャケットやアウターはすべて手放したんです。だから卒入学式には、潔く上着はなしで身軽に。かわりに、シンプルなストールを巻いたり、インナーを着込んだりして、寒さ対策をしています」
天候に応じて、近くに住むお母様からその日だけウールのコートを借りたこともあるそう。1日だけの行事であれば、買わずにレンタルするのも手ですね。
「卒業式」と「入学式」親は同じ服装でもいい
卒業式と入学式は日程も近く、参列者もメンバーが被りがち。違う服を着ていかないといけないのかな…と迷う方も多いですよね。
「以前は、セレモニー服を何着も持っていて、式のたびに違う服で参列していました。大切な節目のイベントに力が入っていたのもあるけれど、じつは、周りの人に同じ服しか持っていないと思われるのが嫌で、見栄をはっていた部分もあった気がします」
服をたくさん手放したら、そんな気持ちにも変化があったそう。
「卒入学式の主役はあくまで子ども。親の服装のことなんて、案外だれも気にしていないものです。そう思うと、少し気がラクになりませんか。お祝いの場にふさわしい品格を備えていれば、親の服装が目立つ必要はないかなと考えるようになりました。今は、自分らしいお気に入りの1着があれば十分。管理もラクですし、セレモニー服に使っていたお金を、これからは子どもや家族のために使いたいと思っています」
服を増やさずに、自分らしいスタイルでセレモニーを楽しむ。ひでさんのアイデアを参考にしてみてください。