もうすぐ卒入園・卒入学式シーズン。どんな格好をすればいい? セレモニー用の新しい服を買わないとだめ? と服装への悩みを解決するヒントをご紹介。3人のお子さんの卒入学式に出席をしてきたひでさん(45歳・整理収納アドバイザー)は、「日常使いもできるアイテムをうまく組み合わせて、オケージョン仕様にすれば大丈夫」と話します。少ない服で暮らすひでさんに、卒入学服のコーディネートを見せていただきました。

ひでさんセレモニー服着用
セレモニー向けのコーディネートを着こなすひでさん
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いつもの服にアイテムを足して、自分らしい“ハレの日”スタイル

ひでさんは以前、1600着ほど持っていた服を100着以下まで減らしたことがあります。それ以降服を買うときには、オンオフ問わず着回しがきくことを重視しているのだとか。

「せっかく買った服が、数年に一度の限られたシーンでしか活躍できない…って、なんだかもったいない気がして。だからセレモニー専用の服は持っていません。いつもの服に少し工夫をして、気負わず自分らしい服装を楽しんでいます」

そんなひでさんは、どんな服装で卒入学式に参加したのでしょうか。

手持ちのパンツに合わせてセットアップ風。小物で華やかさをプラス

ブローチ
ブローチはハンドメイドしたもの

ひでさんの卒入学式服は、オールブラックのパンツスタイル。

「パンツは、ENFOLD(エンフォルド)の定番のジョッパーズパンツ。履き心地がよいので、日頃から愛用しているもの。シルエットがキレイで、生地も程よく厚手で光沢があるから、セレモニーシーンにもピッタリ。パンツと同色で似た生地感のトップスを合わせて、『きちんと感』のあるセットアップ風のコーデにしました。ブローチやアクセサリーで、ハレの日感をちょい足しするのも忘れずに。

トップスもパンツも、シンプルで飽きのこないデザイン。なおかつ身体のラインを拾わないので、今後歳を重ねても長く着続けられそうな点がお気に入りです。かしこまりすぎていないから、お仕事やお友だちとのランチ会にも活躍するコーデです」