ショップのショーウィンドウに春物が増え、華やかな雰囲気になってきました。まだまだ寒いですが、じきにクローゼットの冬物じまいの時季です。ESSEフレンズエディターでライフオーガナイザーのきくともさんが、コンパクトなクローゼットを季節に合わせて快適に維持するコツについて語ります。
すべての画像を見る(全4枚)季節の変わり目は洋服を手放すチャンス!
ダウンジャケットや厚手のコートなどかさばる冬物の衣類、オフシーズンはどのように保管されていますか? もうすぐ冬物の収納を考えるタイミングです。また季節の変わり目は、なかなか洋服を手放せない! という方にとっても手放しのチャンスです。
私は、季節の変わり目にクローゼットの洋服をチェックし、今シーズンで手放す服と、クリーニングに出して次のシーズンも着る服に分けていきます。手放すときに確認するポイントは以下の3つです。
(1)傷みや劣化があるか
毛玉やほつれがひどいもの、シミや色あせがひどいものは処分を検討。
(2)今シーズンの着用頻度
過去2〜3シーズン着ていない服は不要な可能性が高い。
(3)適切な手放し方
リサイクルショップやショップのリサイクルボックスに持ち込むか、寄付や廃棄など、洋服の状態に合わせて判断。
このように自分の中で判断基準をもっておくと、迷うことが減ります。衣替えの作業がぐんとスムーズになりますよ。
かさばる冬物衣類は保管クリーニングの利用がおすすめ!
わが家のクローゼットはミニマムサイズ。夫と半分ずつ使っており、数や枠を決めて管理するようにしていますが、常にシーズンの服がスペースいっぱいにかかっています。そのため、かさばるダウンジャケットや厚手のコートはクローゼット脇にハンガーフックでかけています。
シーズンオフには、クローゼット内に保管スペースを確保することが難しく、オフシーズンはクリーニング店の保管サービスを利用しています。
わが家が利用しているクリーニング店では春に、冬物を10点以上まとめてクリーニングに出すと、無料で6か月保管してくれるサービスを実施しています。毎年このサービスを利用し、家族3人分のアウター、夫の冬物のスーツなどを預けているため、11月頃までクローゼットを圧迫することなく保管できています。
家の中の限られたスペースを快適に使うために、シーズンオフの洋服やお布団などは保管クリーニングを利用するのも有効。定額制で保管してくれるクリーニングサービスなど、ネットで申し込めるものも増えているので、ぜひチェックしてみてください。