冬に旬を迎える大根。生で食べたり煮たりとバリエーション豊かです。そんな大根ですが、じつは部位によって味もさまざま。農家の娘としてレシピを発信するセリナさんに、おすすめのレシピを聞きました。ご飯のお供にもなるたくあんは、干さなくてもつくれるそう。おすすめの選び方と共に、詳しく教えてもらいました。
すべての画像を見る(全3枚)冬の大根、フレッシュなものの選び方
スーパーなどで大根を選ぶ際、持ったときにずっしりと重いものを選んでください。水分をたくさん含んでおり、みずみずしい証拠です。また、全体的にハリとツヤが真っ直ぐなものを選ぶといいでしょう。
カットされている場合は、切り口を確認して、ス(大根に隙間や穴があいてスポンジ状になること)が入っていないものを選んでください。
●辛みが強い大根の下部は、漬物がおすすめ
大根は部位ごとに味が異なります。葉っぱに近い上部は、いちばん甘みが強くサラダなど生食に向いています。
中間部は甘みと辛味のバランスが取れています。加熱すると柔らかくなるため、加熱料理におすすめ。
下部は辛味が強く繊維質のため、生で食べる場合はお漬物がおすすめ。辛い大根おろしが好きな場合は、下部を使うようにしてください。